いぶし銀さんの住む大磯
いぶし銀さんの住む大磯に、美味しい鰻屋さんがあると聞いており、いつかご一緒しましょうと話していながらなかなか機会がなかった。
今回はいぶし銀さんの異動が突然決まり、これを機にいよいよの決行となった。

お店の名は『國よし』 創業1803年という歴史ある店だ。

玄関を入ると、まるで子供の頃に行ったお婆ちゃんの家のような造りで、それがとても清潔に保たれており懐かしい感じがした。私達は2階席に通された。

いぶし銀さんは歯の調子が悪いということで、鰻重は食べずに鰻巻とワインでお付き合いしてくださった。この鰻巻がまたふわっとして、上品な出汁がきいていて美味しいこと!

私と主人は鰻重の‘小’を注文したが、この通り十分なボリューム^^ お吸い物と香の物、そして甘味がセットになっている。
鰻はあくまでも軟らかく、タレはサラッとしていて甘さと辛さ(しょう油系)がお互いに控えめに調和しており、鰻の脂にちょうどよく絡まっている。
そして私はむしろ鰻以外の物、つまり‘香の物’→素材の味を最大に引き出している! ‘お吸い物’→香りが堪りません>< そしてこれこそ上品そのものの味。


いぶし銀さん、素晴らしいお店にご案内いただいてありがとうございました。
大磯は鰻だけではありませんでした。
この『國よし』から数軒先に『蔵にて』という喫茶店


中はカウンターとテーブル席は2つ、3つの小さな小さな店。

鰻を食べた後でもクリームたっぷりのカプチーノをいただきました。
地元のハイソサエティな方々の溜まり場という雰囲気で、いぶし銀さんもまた常連さんのようでした。

いぶし銀さん、記事は遅くなりましたが、新しい職場には慣れましたか?
大磯といえばプリンスホテルとロングビーチ、屋外映画しか知りませんでしたが、今までのイメージを一新するような一日でした。ありがとうございました

テーマ : こんな店に行ってきました - ジャンル : グルメ
ハゼ料理
引き続きの浜松編。
12月22日の夕食は友人の実家である、『曳馬寿司』屋へ招かれる。
お刺身、握りと色々いただいたが、一番の驚きが‘ハゼ料理’だった。
握りは身がぷりぷりで簡単には噛み切れないほどの弾力。臭みは全くない。
淡白で旨い
ハゼの肝と卵。
ねっとりとした食感に甘みと濃厚な味わいがあり、珍味的おいしさだ。
骨はカリッと揚がってサックサク
いや〜こんな珍しいモノをいただいて感激
こちらも初めて食べたイカの詰め寿司。女性に人気というが、軽く茹でたイカの中に酢飯が詰められており、甘めのタレがかかっている。
お喋りしながらの夕食はあっという間に時間が過ぎた。
ごちそうしていただいたので、お勘定がどのくらいなのかはわからない。
ホテルまでの送迎までしていただいて至れり尽くせりだった。
ふうちゃんご夫妻、ごちそうさまでした。お世話になりました
神奈川県へお越しの際は、こちらの美味しい物を紹介させていただきたいと思います
お待ちしておりま〜す
浜松の‘川ます’
12月22日(木) 以前もこの浜松の‘川ます’鰻店を目指して出掛けたが休業中だった。地元の友人によると、ご主人が病気中だったようだ。
その友人から「川ます、やってるよ。」と連絡が入り、美味しい鰻を食べるために再度出掛けることにした。
店は普通の家の1階を店にしたような感じで、玄関前に4台程度の車が駐車できるようになっている。
店の前には川が流れている。
高速道路休憩もせずに11時半頃到着
まだ店内は空いており、他には男性客1名のみ。
うなぎの骨と上うな重を注文。
うなぎの骨は塩味としょうゆ味の2種類がのっており、噛むとジュワーとエキスが出て来て芳ばしくて美味しかった。
うなぎは注文してから焼くので時間がかかる。
ご主人は息子さんに代替わりしていた。
右側にあるタレの壺に何度も繰り返し漬けながら焼いていく。
だんだん甘辛い臭いがたちこめてきて食欲をそそる。
上うな重が¥2700 骨が¥500
特上になるといきなり¥4700だったかな?
ご飯はしっかり歯応えのある炊き加減。
うなぎがぎっしり敷き詰められており、タレもたっぷりだ。
肝吸いとお新香付き。
皮がカッリカリで身はふわっと柔らかい。
甘辛いタレがしっかりかかっておりご飯は進む。脂がのっているので全量食べるのはボリュームが結構きつかった。うなぎは半分でもいいくらい。
甘からタレは美味しいけれど、濃厚なのでこれも少なめでいいなぁ。
浜松まで来た甲斐を感じるに十分な個性と迫力ある美味しいうなぎ重だった