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残雪の摺古木山と安平路山
5月10日(日)の11時頃、自宅を出発 高速代¥1000と、晴天 の魅力に誘惑され、山に行かずにはおれませんでした!
3年前だったか、空木〜南駒〜越百岳を縦走した時、越百小屋のご主人から、「初冬で藪がうるさくなくなった時期に、越百から安平路へ縦走してごらん。最高だよ。」と聞いていました。でも、そのコースを歩くなら地図をしっかり読めること。避難小屋装備を担いで悪路を長距離歩けることが条件になるだろう。私には自信がなかったし、しかも初冬なんて 夏は藪がひどいだろうし、その重労働に耐えられるはずもなく、行きたいと思いつつ断念していたルートだった。そこでこの残雪の時期、ルートがきちんとしている安平路山まで行ってみて、その先の様子を見てみようと思いついたのである。
中央道の飯田ICで降り、サティで食糧を買い込み、登山口となる摺古木自然園休憩舎へ。到着が18時半近くだった。
ここが酷いダートの悪路で、上下左右にガッタンゴットン、40分以上も 想像はしていたので、対向車の来ない時間で、明るいうちに着くようにと考えて行って正解ではあったけれど、もう二度と運・/span>はしたくない。…けど帰り道もあるんだ。気が重い
この後は、車中で夕食→寝ちゃう
12日(月)起床4時の05:02登山開始
薄ら明るい風景を横目に見ながら、樹林帯へ入っていく。
登り始めは順調だったが、雪の量がどんどん多くなり、登山道は雪の下となり、どこが道でどこが沢なのかわからなくなり、間違えて登って行ってしまった…が、どう見ても道とは思えないと気付き、今回は久し振りにルート登録をして持参したGPSが登場。全然使い慣れていないけれど、いざとなると役に立つもので、間違った方向に進んでいることを確認でき、自分の踏み跡を辿って戻る。そして正しいルートを発見。ほっと一息つきながらも、この先雪が増えればさらにルートが不明瞭となり、何度も位置確認が必要となる。エアリアマップで往復8時間のコースだから、途中断念もありだなーと思った。
迷いつつも急いで登って、摺古木山山頂に06:10着。
展・/span>は180度くらい開けている。
このルートの中で、一番見晴らしが良かったのは、この山頂だった。06:23出発。
この雪
歩くの大変だったよォ〜ズボッ と太ももまで嵌り込むと、抜けるに抜けない。入った時と同じ向きで抜けば抜けるだろうと思うんだけれど、全然無理。手で掘って、足をジワジワゴソゴソ少しずつ動かして、やっとの思いで抜くんだよ。疲れる
これ抜けた跡
写真でも撮って休まないとね。
膝までズボッ は、トータル100回近くやったと思う。歩くことよりも、踏み抜きで体力消耗と、身体のバランスを何度も崩すから、腰も痛くなってきた
ようやく安平路避難小屋に到着。8時ジャスト
私の横にある、大きなピッケルを覚えておいてね。
ドアを開けると土間のような所があって、その奥にこのような部屋がある。避難小屋としてはキレイな方だと思います。トイレはなし。08:21出発。
安平路山 09:16着。
いや〜 避難小屋からの道のり、すごい急登!おまけに道が全然わからない。
時間も押しているし、ただひたすらに登りつめたよ。
でも、樹林に覆われていて、周囲にアルプスの山々が見えてはいるけれど、どちらの方角も遮られてしまって写真ではちょっとね…。
偵察したかった越百山方向もルートがわからない。09:50に下山開始。
降りるのは、自分の踏み跡を辿れば大丈夫とは思っていたけれど、案外見失うもので、でも、避難小屋の赤い屋根目指して降りれば大丈夫。…と思っていたら、1本左の尾根に入ってしまったことに気が付く。あー早く気が付いて良かったぁ。
立て続けにズボズボ嵌って、どうしようも進めない時にはハイハイが一番いいことを発見 体重が分散されるもんねー。やたらハイハイしたら、手袋グッショリで冷たーい
安平路避難小屋に戻ってきて(10:28/10:43)、先程のピッケルを拝借し、雪を掘ってキレイになったところでトマトを洗って冷やして、いっただきまーす
ずーっとこんな雪歩き。
どうも人気の無いコースのようで、ゴールデンウイーク後なのに、足跡を確認できたのが2人分くらい。頼りなかったな〜。
摺古木山に戻ったのが、(12:11/12:15)疲れた〜
地図ではわからないアップダウンがかなりハード。雪のせいで・/span>計に高低差が大きくなっているのだとも思われるが、それにしても堪えた。
・/span>裕があれば、摺古木山自然園を周回するコースを歩こうと思っていたけれど、雪道での迷いや、身体の疲労具合、そして時間的なことも含めて断念し、完全ピストンとした。
中央のショウジョバカマしかわからないけれど、可愛い花が少し咲いていた。蕾が多かったので、これから群生するのだろう。
笹に覆われ、たおやかな山並。
さっきまでの雪の樹林帯とは大違い。
雪渓が融けて、山で浄化され、冷たくて美味しいお水をたっぷりいただきました。
サイコーに美味しい
摺古木自然園休憩舎への下山は13:18。
朝5時からのスタートだったけど、長く感じたなー。
下山後、悪路の運・/span>を済ませないと気持ちが落ち着かないので、スパッツと登山靴を脱いだら、直ぐに運・/span>開始。無事舗装路へ。
道路から眺めてキレイだった‘松川ダム’に立ち寄って一息。「あー終わった。」と安堵した。
今回は残雪でルートを見失う危険は予測していたので、事前にGPSにルートを入れて持参した。これがなかったら、安平路山まで行けたかどうか。読図の勉強をきちんとしなければと常々思う。積雪の量や状態の予測も甘かった。晴天がわかっていたから計画、実行したものの、九州の山行前には少々ハード過ぎたと反省m(_ _)m
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−−ヨモギ峠〜塔ノ岳−−
5月4日(月)はゴールデンウイーク中、唯一のお休みでした。昨年も同メンバー、同コースで、同じ時期に歩いたのですが、雨と霧でほとんど何も見えない状況だったので、「今年もやろう!」と早い時期から決めていました。
数日前からこの日は 模様の予報。でも、なんとなーく持つ予感がしていたんだ。
そして当日は
秦野駅に待ち合わせ、タクシーでBOSCOキャンプ場まで。
先頭をYさんが歩きました。いきなり速いこと、速いこと この写真の第一休憩までに汗ビッショリになっちゃった いつも通り3人写真をセルフタイマーで写したのですが、真っ白!2枚撮っても、3枚撮っても同様…壊れた〜っ さんざん落としているから仕方ないか。。というわけで、この写真はSさんからの提供です。
ヨモギ峠はゴールデンウイーク中というのに誰にも会わず。この尾根はとても歩き易くて、‘草原に木陰となる木がある’っていう風景イメージです。シートを広げてゆっくりお弁当でも食べたくなるような…でも、このメンバーではそうもいきません!どんどん登る、登る!!三ノ塔あたりでヤビツからのルートに合流し、いいペースで塔ノ岳へ。尊仏山荘では美味しいコーヒーと、Sさんご持参の『黄金カステラ』をいただきました。Yさんはビールでしたね
大倉尾根の下山は、ガソリンならぬ、アルコールの入ったYさんが飛ばす、走る
見晴らし小屋を通り過ぎる時、Yさんのお酒仲間?とも山仲間?ともつかぬお知り合いに声を掛けられ、誘われ、お二人は 私はジュースで歓談。そういえば彼もYさんだったような。私の友達にはYさんとSさんが多いんですよね。
下山後はこれまた昨年同様にお蕎麦の‘さか間’で反省会。いや、ただの飲み会 お二人ともスゴイ酒豪なんです。まあ、美味しそうに次から次へと…。私は山岳センターでシャワーを浴びた後からの同席ですが、すっかり上機嫌のお二人に、こちらも気持ち良〜くなりました。お疲れ様でした
チューリップ満開
この時期、富山湾ではホタルイカを見るための観光船が出ているのをご存じですか?
それと、イルカが何百頭もの群れをなして現れるそうです。それを見たくて富山まで行ってきました。
4月25日(土)は夜勤明け。車を駅前のコインパーキングに1晩停めていたので、そこから直接富山へ向かいました。私のナビが選んだコースは、横横〜環八〜関越〜北陸道でした。環八ではすっかり渋滞にはまり、もう睡魔に襲われ、練馬ICに入って直ぐのPAで2時間の仮眠。それからは順調な運・/span>
友達と合流して、夕食はお寿司 メチャうま そして山あいにある、ヌルヌル温泉 に案内してもらいました。(友達の車で移動したのですが、な、なんと、たった17?オーバーでつかまってしまいました。あんな誰もいない田舎道でひどいよォ ) 一晩だけ美人になりました
泊まったのはアパホテル。よくお世話になっています。
26日(日)。本当なら午前2時半集合で、観光船が出航するのですが、高波のため欠航になってしまい、闇夜に浮かぶ幻想的なホタルイカの光景をこの目で見ることはできませんでした と同時に、イルカも見られなくなり、お蔭で朝はゆっくりと目覚めることになりました。上の写真は富山の友達に提供してもらったものです。見たかったな〜。
でも、富山は見どころいっぱいなので、遊びには事欠きません。 日本一大きな滝である、称名滝見物に出発 この時期は水量も一段と多く、見応えがあるはず。…ところが、こちらも雨量オーバーで通行止め なんてこった!
でもね、こんなお天気でも、立山は見えたんですよ
可愛いチューリップ畑のバックに立山連峰。どうだ!!絵になるでしょう?
色とりどりのチューリップ。形も様々でとっても可愛い こんなお天気でも明るい気分にさせてくれますねぇ。
富山は名水百選のうち、沢山の水源?があるらしいです。町のあちこちにこういった水場があり、ここのはお米を炊くのに適しているとか、コーヒーを飲むと美味しい水だとか、味が違うらしいんですよ。
今、ここで汲んだ水は15年前のものだそうで、それだけ浄化されているのね。
ここはヒスイ海岸。
ヒスイが拾えるそうで、探してみました。
…が、
実物はもっとグリーンだったんだけれど、やっぱり違うよね。今見れば、ただの石だ
晴れ間も出たんですが、この後も雨
お昼は白エビ尽くしの豪華料理。
特に中央の小さなグラスのような器には、白エビが70匹入っているそうな。
おいし〜よ〜
重い食事には見えないかもしれないけれど、ご飯まで手が届かず、この鯛も2〜3口でギブアップでした。
夜もなかなかお腹が空かず、白エビは美味しいだけじゃなく、すーっごく腹もちがいい!
2泊目は和倉温泉の加賀屋旅館。
近年数年間、旅館・/span>価?で?1を維持している旅館だそうです。
立地がいいのはもちろんだけれど、それに甘えず、お料理・イベント・清潔感・接遇教育と、頑張っていることが伝わります。トップを行くものはやはり努力がありますよね。
これは27日(月)の朝。ようやく晴れました
見て見て
こんな大きな鯛が釣れちゃうんだよ。きっもちい〜い
直ぐに血抜きをしてもらって、3匹持ち帰りさせてもらいました。
砺波のチューリップ園。
ゴールデンウイークに合わせて花を咲かせるという技術に感服。
前日行った、チューリップ畑で十分満足したけれど、こちらはこちらで、やっぱりスゴイもんですね。室内咲き。
写真はチューリップだけでも数十枚撮ってきましたが、キリがないので、ここら辺にします。
変わって、静かな風景。
丘の上から見た、散居村の風景です。
夕暮れ時は水を張った田んぼがオレンジに染まって、それはそれは美しいそうです。
富山からの帰り道、飛騨高山に寄り道。
ゴールデンウイーク前の月曜日とあって、お店はほとんど開いておらず、観光客もチラホラ。
最後に飛騨牛のロースステーキで締めくくり、この上ない贅沢旅行を終えました。
これさー、なんだかわかります?
そう。自分で釣った鯛をさばいてみました。
あんな大きかったのに、こんなちょっぴりしか身が残らなかった。
さばく前の姿を写しておくべきだったな
それにしてもひどい切り方。不味そうでしょ ところがどっこい美味しかったのよ
卵が入っていたので、それは煮付けにしました。破けちゃったけれど、味はGood
鯛のあら汁が左。なんだか‘あら’なのに、一番豪勢に身が付いています。
右は一応カルパッチョ風?
‘いしる’ドレッシング+バルサミコ酢+天然塩+コショウでバッチリ
もちろん、さばきながら、わさび醤油でもお刺身として食べました。
新鮮な鯛はどうやっても美味しかったのだ。
他2匹は母がお世話になっている施設の方にプレゼントしました お料理できたかな?主婦だから大丈夫よね
富山からの帰りは、北陸道〜東名〜横横で帰宅。深夜割引利用で、¥6300くらいだったかな。参考まで。
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