『ひかりごけ』〜知床岬へ向けて〜
10月8日には羽田空港から中標津空港へ向けて旅立つ
長年憧れていた、『知床岬』突端までのルートを歩くためであり、到達するためだ。どんな自然があり、その景色や生物はどんなであろうか。私達の日常では知りえない、人間の営みのない場所へお邪魔してくる。
志水ガイドの企画で、今のところ男性1名、女性2名の予定だ。それに先駆けて、志水ガイドから本とDVDが送られてきた。
以下の物である。
右は絵本だが、まさに今回私達が辿る羅臼から始まり、相泊から道なき道を海岸線沿いに知床岬までの冒険をした‘ふるさと少年探検隊’の実録である。
その行程での苦労や感動、知床の自然や歴史などについてが絵本で描かれている。
自分はこの子供達と同じように、いやそれ以上にワクワクしているのだ。
そして文庫本の‘ひかりごけ’は、陸軍の軍需物資を積んだ船が、真冬零下40℃の知床半島に座礁。漂着した4人が寒さと飢餓の極限で、先に死んだ人の肉を食べて生き抜いていくというストーリーだ。それが事件として扱われ裁判が行なわれるのだが、この極限の状態における生と死。生きるために死んだ人の肉を食べることは罪だろうか。戦争で人を殺すことは罪ではないのだろうか。
人間の根源に迫る、目を背けたくなるような内容だ。これが人間なのだとも思う。
見終わってから尚、考えさせられる。
知床は美しいだけではない。
自然とはそういうものだ。
自然への畏敬の念をさらに感じながら、知床岬への道のりを身体で感じてきたいと思う。
事前にメンバーにこうした資料を送ってくれる志水ガイドに感謝である。思い出に残る知床になりそうだ。
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2010.9.28(火)という一日
今日は午前中は職場の健康診断で、横浜関内へ行ってきた。
身長・体重・血圧・腹囲・視力・聴力・心電図・胸のレントゲン・採血・胃透視というメニューである。便尿は持参だ。
それにしても胃透視は何度受けても辛い。まずバリウムを飲むことの苦しさ、そしてその状態からアナウンスに合わせて右へ左へと身体を何度もグルグルと回さなければならない。さらに検査後には下剤を2錠服用する 体力消耗だ。
しかしせっかく横浜へ行ったのだからと、ICI石井スポーツと、横浜駅東口へ移・/span>したカモシカ(いずれも登山用品店)を覗く。
登山靴がボロボロなのだ。山行中にソールが剥がれるなんてことのないように、新しいのを買うか、靴底の貼り替えをするかなんて考えながらこの夏は過ぎてしまった。
そしてとうとう買ってしまった
LOWAの最もオーソドックスな軽登山靴である。
一見重登山靴に見えるがとても軽い。そして靴底がわりと柔らかいのだ。私はテント装備で履く重登山靴は他に持っているので、これは山小屋装備までの無雪期登山用になる。
丹沢など岩稜でない山ならば、トレイル用のスニーカータイプが歩き易い。
さてこの靴のデビューはどこになるだろう?
バリウムの影響がなくなった14時過ぎにお腹が空きだした。
若い頃に好んで行っていた‘イタリアントマト’に久し振りに入ってみた。入った瞬間に「違う 」と思った。何が違うって、店内の雰囲気が以前とは全然違うのだ。私の学生時代には、女子大生やOLが中心の明るく清潔でフレッシュなイメージだった。今も客層は女性中心で若い子が多いのも同じだったが、店内全て喫煙になっていたのだ。狭い店の中は白い煙とタバコのにおいが強烈で、タバコ片手にスパーッとふかしながら、もう片手では携帯電話をいじっている 善し悪しではなく、ムードがあまりにも昔と違ったので私の好みとは違い愕然としたのだった。それでも入ってしまったので、しっかりシーフードスパゲッティーとサラダ、コーヒーはいただいた。味はまずまず 値段はファミレスレベルだった。おまけにケーキのお持ち帰り用を購入 でも、また入りたいとは思わないなぁ。ただ、タバコを吸う人にとっては、そういうお店が少ないだけに貴重なんだろうな。
横浜から一度帰宅し荷物を置いて、夜からは大船で山仲間との飲み会。
その前に母の所へ面会。大船へ行くので車で行くわけにはいかず、17時を過ぎたけれど、裏山を山づたいに近道をすることにした。薄暗い山道ってかなり怖い。しかもルート上は、火葬場から始まり、動物のお墓、普通の墓地、そして途中途中には五輪ややぐら、防空壕があるのだ。ただ一気に駆け抜ければ、普通の道路を行くより20分くらい短縮できる。怖いところは15分程度なので気合を入れればなんとかなる
途中にこうして花があると、恐怖心も紛れるというものだ。
彼岸花が見頃で、あちらこちらに咲いていた。一番きれいに群落で咲いていた場所は暗かったので、携帯での撮影では全くボケボケになってしまった。
無事に住宅地に抜けることができ、いつも通りに面会を済ませ、バスで鎌倉駅→大船駅へと向った。
そして懐かしい山仲間との飲み会
山岳会に所属していた頃の同期生の女性。
そして労山登山リーダー学校の講師であり、私にとっては永遠の山の師匠である大先輩方と楽しいひと時を過ごした。
山といっても色々ジャンルがあり、読図を楽しみ、道なき道を歩くYさん。岩登りでは自分の名前のルートを持つIさん。T女史はゲレンデクライミングとハイキング。私は一般縦走、トレイルラン。
嗜好はバラバラだが、山が好きというのは共通している。私は山に行ければ手段は問わない。岩も沢も雪もいいし、道なき道も迷わないなら歩きたい。
また皆で山を歩ける(登れる)機会があったらいいなぁと話しながら、さて実現するかどうかはT女史にかかっているようだ
最後は何故かグループホームの話しになった。山仲間に限らず、私の周辺では老後を考える人達が増えてきてこの種の話題は多い。聞いていると本気のようで、まだまだ遠い話のように感じられるが、実は私が多分一番本気で老後?未来を想像している、計画しているんじゃないかなぁ。もちろん常に状況は変わり、計画なんてあってないようなもの。でも未来を考えるのはとても楽しい時間なのだ。何故か不幸な自分を想像できない(他人から見れば不幸な図でも)から、つくづく幸せな性質だと思う
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第10回 WEB杯 銀メダル獲得!
2010.09.26(日) WEBマラソン練習日記による、『第10回 WEB杯』が綱島の鶴見川河川敷で開催された。
綱島駅に08:30集合、・/span>ロ・/span>ロと皆で河川敷へと歩いて移動。
今日はいいお天気だ
お子さんの運動会が雨天延期になり今日この日と重なってしまい出走できなくなってしまった人が数名いた。
結局総勢スタッフ6名+出走者13名(男性11名・女性2名)であった。
先日、このレースのための試走会に参加しているのでコースはわかっているし、全く初めてと違って落ち着いた気分だった。
ほとんどの人が着ている水色のTシャツには‘WEBマラソン練習日記’と書かれている。そしてゼッケンを付け、レースムードが出てきた。
レースは10km走で、自己ベストタイムを申告すると共に、それによってハンディがつき、時差スタートするというもの。
私は10kmの記録をとったことがないのでわからないが、いつもスポーツジムではトレッドミルで10kmを1時間で走っているのでそれを申告した。
女性参加は2名だが、1番にもう一人の女性がスタートし、その1分後に私が2番手で出走した。
そして結果は2位。51分10秒という記録だった。私にしてはかなり上出来だったと思う。
ハンディの少ない人達が後から後からゴールしてくる。
このコースは出発地点であり、ゴール地点である場所から左右に1.25kmのところを折り返し2往復するので、走っているメンバーと何度かすれ違い、エールを送りあえるので励みになり頑張れる なんでも一所懸命やるというのは気持ちのイイことだ。
出走者全員が折り返したところで、折り返し地点で幟を立てて待ってくれていたスタッフが戻ってくる。
こういった幟にしても、ゴールテープにしても、グッズがあってスゴイなぁーと感心した。
レース後は、これまた下見済みの‘東京園’という日帰り温泉施設
ここは持ち込みOKなので、お酒(ビール、焼酎、日本酒、ウイスキー、缶チューハイなど)と食料が豊かだった。
しかも手作り料理で、ボリューム、種類、味と何をとっても素晴らしい。作って下さったHDCP杯会長の奥さまに感謝しきりである。
これだけの料理は日々やっていなければ絶対できないものばかり。
会長は幸せだなぁ。
そして表彰が行われた。
この通り、銀メダル獲得である。
もっとオモチャのようなメダルを想像していたので、ずっしりと重いこのメダルを手にした時、この2位が価値あるものに思えてくるから不思議なものだ。
一言スピーチで、今度は40分台を目指すなんて言ってしまったので、言った以上は結果を出すぞ
「追い込みをかけていく」ような走りを続けることでタイムは伸びてくるという。時間との闘いは自分との闘いだ。来年の富士山頂コース完走のためにも、冬をサボらず頑張らなくては!と思うのだった。
仲間と同じ方向に向かって真剣に取り組むということは、本当に楽しいことだと思う。一所懸命であればあるほど達成感もある。
これからのシーズン、トレイルラン、そしてマラソンレースにもポツポツと参加しながら力をつけていこう。あー楽しかった
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おもろいお寿司屋さん
今日は仕事関係の人からお寿司をごちそうになった。
そのお寿司屋さん、ちょっとメニューが面白い。
こんな具合である。私たちが食べたのは、普通の特上握り鮨だったが、それも写真に撮ったのに保存できていなかった。ショック
普通の握り鮨から比べると、とにかく大きい。一貫を食べるのに3口はかかる。
最近は、小さなお寿司を種類多く食べるのが良いと思っていたが、なかなかどうして、大きいネタは食べ応えがあって、しっかりひとつの味を堪能できる。
一人では入れないお店に行くというのは楽しいものである。
あと、私が一人で入れないのが焼肉屋さん。それからかなり勇気がいるのが、吉野家などの牛丼系や、混んでいるカウンター席のラーメン屋さん どれも結構好きなんだけど
明日のWeb杯に向けて、栄養満点、食べ過ぎ、身体が重い この全部を発散する勢いで頑張って走るぞ
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☆・・・お誕生日・・・☆
9月23日(木)秋分の日は母のお誕生日
でも日勤だったうえ、少々残業になり、母のもとへ辿り着いたのは19時を過ぎていた。遅い面会は施設に迷惑になるだろうなぁと思いつつも、1年1度のお誕生日とあってはどうしても今日この日に会いたいのだ。
そしていつもと同じように、温かいタオルで顔を拭いて、髪をとかし、口腔ケアをして、それからあれこれ…
そうしたら介護職員さんがやって来て、「今日はお誕生日なんですけれど。」と私に向かって言った。「はあ。」と答えると、「着る物は色々お持ちですし、他にも何でも持っていらっしゃるので、考えてアイスクリームをお誕生日プレゼント
せっかくなので早速ハーゲンダッツミニのバニラをいただいた。ほんの少し溶かして、スポンジに含ませて口の中に入れてみたけれど、今日は調子が悪いようで、全然噛むこともしなければ飲み込むこともなく、少々ムセてしまった。一口すら無理だった。…そんな日もあるさ。
HAPPY BIRTHDAY TO YOU〜 と歌って、生まれたこと、生きていることに感謝とお礼を伝え、色々お話しをして、温かい時間を過ごした。
最近、胃瘻の挿入部から緑膿菌が出ているように思う。常在菌ではあるが、抵抗力が弱っているので増殖してしまっているようだ。不安の種は尽きないが、できることをして母の生命力を支えたい。一日一日が大切な日だ。
認知症になるまでは、遠く離れている時も、私のお誕生日を一度も忘れることなく祝ってくれた母だった。私も母の誕生日を忘れたことはない。これからも毎年一緒に祝いたい
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- ♪♪(^^) 笑った (^^)♪♪