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第13回 北丹沢12時間山岳耐久レース
2011年7月3日(日) 距離44.24km、高低差1143mを12時間の制限時間内に走る(歩く)のが、この北丹沢のレースだ。
日本三大山岳レースの一つである。
7月2日(土)は例によって夜勤明け。母のケアを済ませてから、会場である‘相模原市の青根緑の休暇村’へ向う 案の定の渋滞だったが、緊張感があるせいか、眠気防止に食べ続けたせいか運・/span>中にはあまり眠くはならなかった。ただし胸やけ気味である
会場への到着は14:30過ぎで、直ぐにエントリーを済ませ、ゼッケンやRCタグ(靴に着けて通過時刻をチェックするもの)、参加賞のTシャツをいただいた。
そして向ったのは‘いやしの湯
露天風呂が気持ち良かった
お風呂上がりにここの座敷で‘ごぼう天’ ‘トマトサラダ’‘茄子のお浸し’を注文。
‘いやしの湯’の駐車場には協賛しているお店がズラリと並んでいる。そこで腕時計 と手袋(汗ふき機能付き)を購入。トレイルラン用の腕時計は壊れ、違うものをしていたけれど、数字が光の加減でかなり見えにくかったのだ。軽くて可愛いくて見え易くて、レース中も助かった。
車はキャンプ場内の第一駐車場に停められた。到着はわりと早い方だった。スタート地点まで徒歩5〜6分程度の距離である。
そして車中で早速寝ようと思っても、暑くて暑くて眠れる気温ではない。窓を開けても暑い。
それでも明けで疲れていたこともあり、20時半頃には眠りについたのだと思う。途中大汗で目が覚めたこともあったが、深夜には寒くなり、朝には綿毛布2枚を被って丁度良かった。
4時半起床
ゆっくり洗面、朝食を済ませスタート地点となるキャンプ場の受付前の通りへ移動。
トレランザックには、アミノバイタル水1500mlと、アクエリアスのペットボトル500ml1本、行動食としてパワージェル4つ、アミノバイタルゼリー1個、そして塩の錠剤8つ、携帯電話、軽いタオル1本持参。
水分についてはさんざん迷った。重いのは良くないし、かといって今日の気温であれば熱中症にならないように補給も必要だ。今回は自分としては練習不足を感じていたこともあり、軽さの方を優先し、最後の最後でアクエリアス500mlを辞め、小さなボトルに変えた。これは最終的には正解だったと思う。水場できっちり水分補給をすることで、十分足りた。残ったくらいだ。
友達から提供してもらったスタート地点の写真。
06:30に白ゼッケンである、前回完走者や、フルマラソン上位者は既にスタートを切った。
こちらピンクゼッケンは初参加もしくは去年完走できなかったグループで07:00スタート。私はこの中にいる。
写真中央辺りに居るのだが、自分にしかわからないだろう
6時半スタートの人が出払った後に直ぐに後ろから並んだ。
渋滞、停滞を避けるために、なるべく前に並んだのだが、これはあまりいい作戦ではなかったように思う。
登山道に入る前に1kmちょっとの登り坂が続くので、自然と遅い人は後方へ行くし、最初の登山道を抜けた後には10?のロードがあるのでこちらでも振り分けられる。
暑い中、30分一ヶ所にボーっと立って消耗する方が良くなかった。
登山道に入るところは渋滞はしたものの、停滞ではなかったので救われた。
2つ目のロードを終えるところで水の補給場がある。これまでの2回は登山道に入る前なので渋滞を避けるために飛ばしてきたが、今回は1杯の水をいただいた。
そして登山道に入ったけれど、最初は渋滞はなかった。
けれどしばらく行くとずーっとずーっと長い停滞、渋滞にハマる。なのでザックをおろし、携帯電話を取り出し撮影も可能だったわけだ。そこまでの停滞は今回は2ヶ所。もう1ヶ所は第一関門を過ぎてから、岩場のロープの場所で連なっていた。その間に水分補給やジェル捕食、塩分も補給できた。
渋滞としてはあちらこちらの登りであった。けれど、ゆっくり登ることで足と体力を温存できたように思う。
いつも思うのだが、前の人に着いて行けなくなり、自分の後方が詰まっていたら道を譲るか左右のどちらかに少しでも寄って歩くなどの配慮は当たり前なことだと思う。遅い人に限ってそういうマナーに乏しい。自分はそうはならないようにこれからも心掛けたい。
第1関門で提供されるバナナ1本と、キュウリの浅漬けを食し、ペットボトルに水を満杯にして犬越路への登りへ突入。第1関門までの登りがゆっくりで身体に・/span>裕が生まれたせいか、その後の登りが楽に感じられた。
犬越路を過ぎてロードの長い下りに入る。樹林帯と違い、太陽の陽射しを受けるのでなかなか辛い。勾配が急になると自然と身体が重力で落ちて行くので走りも速くなる。
第2関門も無事突破。関門前に給水所が設けられている。たっぷりの水とレモンスライスを2枚いただく。そしてパワージェルを立て続けに2つ、塩の錠剤残6つ全て補給。
ハイドレーションにも水を補充しようと開けたら、なんとまだ1/2ちかく残っていたので重くなるから辞めた。
初回参戦の時には30kmを超えた地点から足に痙攣を起こしてしまったのだが、今回は塩が効いているようで、逆に30kmを超えたあたりで身体の軽さを感じた。それも風巻ノ頭までだが。足の痙攣や疲れでコース脇に座り込む人が増えてくる。
袖平山ではボランティアのエイドステーションがあり、私が炭酸で一番好きなファンタを提供してくれた。これは嬉しかったし元気が出た。
姫次まで歩く人が多い中、走ることが苦にはならなかった。
姫次で登りは終わり、ゴールまでほぼ下りとなる。疲れた足には約7.5kmの下りは堪える。それ以上に降りるほどに気温がどんどん上がり、暑さとの闘いが私には辛かった。
キリマンジャロ仲間の彼は毎回大きなザックと麦わら帽子がトレードマーク。
これで完走するのだから凄い。
足はボロボロ、体力も限界、惰性で走ってゴール
【記録】スタート07:00→第1関門通過10:17:42→第2関門通過11:57:32→ゴール14:31:01
【女性45歳以上種目別順位】 11位/完走者34名/エントリー47名
【女性総合順位】 35位/完走者127名/エントリー181名
※男性は1286名が完走
終わった
反省すべき点は多数ある。
全ては練習不足に尽きるが、後半の下りが一番悪かった。消耗が激しかった。ただ、次に目指すのは富士山なので、こちらは登り一辺倒だからこれまでとは違ったトレーニングが必要だ。そして長距離ダラダラではなく、短時間集中で力を発揮しなければ完走は有り得ない。今のままでは全く及ばないので、22日まで残りは少ないが、なるべく現地へ行きトレーニングをするべきだと思っている。
もう気持ちは富士山へ向っている
応援してくださった方、ありがとう
またひと頑張りしますので、よろしくお願いします
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マラソンWEB練習日記〜団体戦〜
2011年6月にマラソンWEB練習日記の団体戦に参加した。
私はこの団体戦とやらには初参加をしたのだが、もう32回目を数えるものだ。
毎回テーマがあり、今回は『世界の果てまでイッテRUN!』というもので、これまで行ったことがある国でまた行きたいところであったり、行ったことはないけれどこれから行きたい国だったりをそれぞれに申告し、自分で1ヶ月間で○○kmを走ります!と申し込む。
すると、1組での走行距離が大体同じになるように、そして好きな国が同じ、または近い線だったりと勘案してチーム分けがされるのだ。勿論面識のない、交流もない方々とチームを組むことになる。
私はマチュピチュに行ってみたいと思っていたので、国はペルーを選び、月間距離はいつも100km前後なので、7月のレースを意識して自分を追い込むために150kmを申告した。
そしてこの6月の1ヶ月間を過ごしたのだが、元々忙しいのはわかっていたが、予想を上回る多忙さで、自己設定した月間150kmが危うくなった。
そこで最後の数日間で追い込むことになり、一応ギリギリの152.3kmで昨日を終えた
我が『ペルー+バハマチーム』は28組中、23番目
チーム月間トータル距離が766km。他のランナーが頑張ってくれたのだ
ちなみに優勝チームは『ドイツチーム』で、1335kmとなっている。 ありえな〜い
1ヶ月間といえど、健康状態の変化や、仕事が忙しくなったり、予定外のことが色々出て来るものだ。あとは私のように目標ギリギリを申告する性格の人間と、いつも走っている程度で・/span>裕を持たせた申告をするタイプもあろうかと思う。
7月3日(日)が北丹沢12時間山岳耐久レース出場が控えている。
今晩夜勤入り。明日の2日は寝ないで母のケアを済ませ、その足で現地入り予定 車中泊だ。
レース前のトレーニングとして参加した団体戦だったが、最後にちょっと無理をしたせいか疲れが… 明日までに回復できるようにサプリメントと、あと何ができるかな?
ともあれ、3日は完走目指して44.24kmを頑張ってきます
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