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ラッセルの高水三山
1ヶ月以上前から京都比良山岳会の知り合いが奥多摩の山へ登りに来るということで誘いを受けていた。
この大雪で中止だと連絡が入るものと思っていたら「予定通り行きます。」ってことで、大雪の翌日、2月9日は仕事後直ぐに帰れるように朝から駐車場の雪掻きに励んだ。そして母の所へ寄ってから帰宅。立川駅近くのビジネスホテルに泊まった。23時を過ぎていた。
そして2月10日(月)、立川駅で京都比良山岳会の通称‘足長お兄さん’+初対面の女性2名と合流した。
05:26発の電車に乗り御岳駅で下車。 電車の中で女性2名は「ワカンを持ってきていないから登るの辞めときます。」「膝が腫れて痛いから私も辞めとくわ。」ってことで、なんと2人だけの登山となってしまった。
今回は明らかにラッセルの山だから人数は多いほど楽なのに、体力のない今の私にはかなりショックな出発となった。

山道へ入るその時からワカン着用。最初は私が前を歩いた。久し振りのワカン、ラッセルで直ぐに汗がボタボタと滴った。

惣岳山は標高756m。こんなに低いのに苦労した

さらに雪は深まり、一番深い所では1mほどあったのではないだろうか。
サラサラの軽い雪の稜線はまだしも、樹林帯の雪は表面が硬くて重くてズボッと入った足を抜くにも大変で消耗する。
奥多摩のこんな樹林帯の中にも雪屁ってできるんだ
そこをトラバースしていく。

私は途中で疲れ果て、またも体力の低下を実感。もうラッセルはできません、ゴメンナサイ
しかし素晴らしい青空。静けさ。冷たく澄んだ空気。やっぱり山はいいなぁ。

岩茸石山山頂周辺の雪紋は美しかった。自然の造形、光と影…最高傑作の芸術品だ。

高水山を最後に軍畑駅へ下山した。山から歩道へ下りると民家の方がこうして雪掻きをされていた。これでは車は入れないし、生活をするには大変なことだ。とはいえ、そもそもこの奥多摩でここまで積雪するのは滅多とないか。
無事に下山し青梅線で帰路につく。河辺駅で私は1人で下車し、‘梅の湯
’へ寄り温まる。
京都比良山岳会の方とは数年前に南アルプスの避難小屋で出会った。山の仲間というのは不思議なものだ。たった一度の出会いでこうしてまた一緒に山に登る。
それにしても、ここまでの積雪の中の高水三山は二度と経験のできないだろう。山は高さじゃないよ~とつくづく思う山行だった。
この大雪で中止だと連絡が入るものと思っていたら「予定通り行きます。」ってことで、大雪の翌日、2月9日は仕事後直ぐに帰れるように朝から駐車場の雪掻きに励んだ。そして母の所へ寄ってから帰宅。立川駅近くのビジネスホテルに泊まった。23時を過ぎていた。
そして2月10日(月)、立川駅で京都比良山岳会の通称‘足長お兄さん’+初対面の女性2名と合流した。
05:26発の電車に乗り御岳駅で下車。 電車の中で女性2名は「ワカンを持ってきていないから登るの辞めときます。」「膝が腫れて痛いから私も辞めとくわ。」ってことで、なんと2人だけの登山となってしまった。
今回は明らかにラッセルの山だから人数は多いほど楽なのに、体力のない今の私にはかなりショックな出発となった。

山道へ入るその時からワカン着用。最初は私が前を歩いた。久し振りのワカン、ラッセルで直ぐに汗がボタボタと滴った。

惣岳山は標高756m。こんなに低いのに苦労した


さらに雪は深まり、一番深い所では1mほどあったのではないだろうか。
サラサラの軽い雪の稜線はまだしも、樹林帯の雪は表面が硬くて重くてズボッと入った足を抜くにも大変で消耗する。

奥多摩のこんな樹林帯の中にも雪屁ってできるんだ


私は途中で疲れ果て、またも体力の低下を実感。もうラッセルはできません、ゴメンナサイ

しかし素晴らしい青空。静けさ。冷たく澄んだ空気。やっぱり山はいいなぁ。

岩茸石山山頂周辺の雪紋は美しかった。自然の造形、光と影…最高傑作の芸術品だ。

高水山を最後に軍畑駅へ下山した。山から歩道へ下りると民家の方がこうして雪掻きをされていた。これでは車は入れないし、生活をするには大変なことだ。とはいえ、そもそもこの奥多摩でここまで積雪するのは滅多とないか。
無事に下山し青梅線で帰路につく。河辺駅で私は1人で下車し、‘梅の湯

京都比良山岳会の方とは数年前に南アルプスの避難小屋で出会った。山の仲間というのは不思議なものだ。たった一度の出会いでこうしてまた一緒に山に登る。
それにしても、ここまでの積雪の中の高水三山は二度と経験のできないだろう。山は高さじゃないよ~とつくづく思う山行だった。
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大雪警報!

2月8日(土) 朝から雪が降っていたけれど車で出勤。仕事が終わり帰る17時半にはこんなに積もってしまって走行不能。

人気もいない吹雪の中をラッセルして逗子の家まで帰る。冬山装備で出勤して正解だった。

それでも1時間で自宅へ到着。一番の難所は玄関前の階段を上がり、門扉を開けることだった。雪が重くてなかなか開けられず、手で少し雪を掻いて隙間を確保。ほっとした。
夜は何度か停電があった。電気がないと暗くて寒くて本当に切なくなる。石油ストーブでも買おうかな。

翌朝出勤時、明るい所で見ると我が家の玄関は吹き溜まりになっていた。
歩いて出勤なので、自宅前の雪掻きはゴメンナサイをした。
職場駐車場には7時半に到着。山用シャベルで雪掻きをした。すると職場から帰る職員がチラホラ。どうやら昨晩電車もバスも止まってしまったので、駅から引き返し職場にお泊まりした人7~8名。朝帰りとなってしまったようだ。
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