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蒜山縦走
初恋…それぞれに心温まる想い出があることでしょう。私が本当に胸キュン を初体験したのは20歳の夏でした。初めての恋は実ることなく終わりましたが、長い時を経て、その彼とは今でも1年に1度くらいは食事をしながら昔話をしたり、お互いの近況報告などをしています。その彼が鳥取に出張すると聞いて、ぜひ‘港のA次くん’の店に招待したいと思いつき計画が始まりました。
鳥取といえば‘大山’ですが、以前、秋に登ったことがあるので、今度は‘氷ノ山’に登りたいと思いました。しかし鳥取は広い!A次くんの店を基点にすると遠くて移動時間を考えると無理。そこで選んだのが岡山県の‘蒜山’縦走となったわけです。
10月23日、品川駅より夜行バスに乗り、24日06:45に米子駅に到着。まずは洗面。そしてレンタカー屋さんが開くまでの時間を、駅ビル内にある喫茶店でモーニングを食べた。これがなかなかのボリュームで、朝からしっかり食べたい私でも満足だった。 レンタカーで岡山県の上蒜山スキー場駐車場まで行き、ここに車を置いて、予約していたタクシーで犬挟峠へ約20分の移動。(\3300) 09:42登山開始となる。
まずは人工的な階段状の登り。…これって結構疲れる。
その後はかなり急勾配の土と岩の混じった道。鎖やロープを垂らしてあったが、使うほどではなかった。
急坂を登りきると、一気に視界が開ける。笹とススキがサヤサヤと風に揺られている。 奥の三角の山が下蒜山。
稜線が笹に覆われてなめらかな山容。
これが蒜山の特徴的姿。
秋のわりには花が咲いていた。・・が、名前わからず^^;
下蒜山から中蒜山へ向かう、稜線の景観。 紅葉は茶色っぽい印象。
初めて人に出会う。ご夫婦で、塩釜冷泉から登ってこられたとのこと。
蒜山の稜線だけを見ると、たおやかに見えるが、犬挟峠もそうであったように、塩釜冷泉からの登りも相当な急坂で滑りやすかったそうだ。
この辺りでは、中蒜山山頂付近の紅葉がNo.1だった。
わっかるかなー?濡れた岩に鎖が垂れている。これがまた滑るんだ!こんな道が結構あったんだけれど、なんといってもまだ右手は体重を支える力がないので、足でしっかり登らないことにはね… まぁ前日は相当降った らしいので、今日が雨じゃないだけ良かったと思わなくちゃ。
下蒜山〜中蒜山〜上蒜山と縦走する稜線の途中、途中にこのような樹林帯も出てくる。
あえて大きな写真で載せました。初めて見る花で、ルート上でもここでしか咲いていなかった。珍しい花だな
山頂にどこぞやの山岳会の方々が、標識を隠すように、そして登山道にどっしり腰を下ろして休憩中だった。
「冬はスノーリッジをザイルを使って…・/span>々…」などと大声で話しておられたが、山のマナーも守れずに何を偉っそーに
と、気分を害した一幕でした。さっさと通過し、上蒜山を振り返る。
上蒜山スキー場への道が一番メジャーなのかな。整備が行き届いているし、登るにも降りるにも楽なルートだと思った。
最後は杉の樹林帯。
登山口では牛が出迎えてくれた。
蒜山牛乳、飲モォ〜
下山して、牛さんと出会ってから、別荘地内?民家?を歩きキョロ(・_・ )( ・_・)キョロ標識を見落としたのか、なかったのか、迷いに迷って、窓の開いているお家をピンポーン
「ええ、皆さんよく間違われるんですよ。」とニッコリ(^_^)親切に駐車場までの道を教えて下さいました。助かった。 でもやっぱり標識が必要だと思うなー。ただ、迷ったこの辺りに建っている家々。私が将来考えている、建てたい家の条件にマッチしていて参考になった。
この後、米子駅にレンタカーを戻し、夕食へ。…実はA次くんのお店は諸事情により、9月末日で閉店したのでした。【洒落人関係の皆様、ご承知おきを。】 そこでA次くんは、地元の先輩である中華屋さんで調理場を借り、私達には個室を用意してくれての接待をしてくれた。 A次くん、ありがと。先輩、ありがとうございます。
A次くんが作ってくれた料理の数々。あ、焼き蟹が写ってない!さらにもう2品くらい用意があったらしいけれど、お腹がいっぱいで食べ切れなくなったので、どびん蒸でしめてもらうことにした。 普通、手を付ける前に写真を撮るべきなのに、お刺身なんて大分食べちゃってからの撮影。…お腹が空いていましたから
彼も大満足していただけたようで、鳥取まで来た甲斐があったものだ。この後はA次くんの大好きなお友達を交えての2次会。久し振りでカラオケなんて歌ったな〜
いや〜楽しかった A次くん、ありがとね。 お店、長年お疲れ様でした。しっかり充電して下さい。 鳥取、また行きたい≪おまけ≫ 翌日、鳥取県唯一の国宝という三徳山投入堂を参拝してきました。 ここまでの登山道ったら、鎖場あり、滑り場?あり、苔が生えてるし、なめて行ったら大変だよ〜〜〜。しっかり・/span>んじゃった。危うくまた右手首をやってしまいそうになり、ヒヤッ
たったの2連休だったけれど、すごく沢山遊んだ気がする。ちょっと贅沢しちゃったもんね。でもそれだけの価値ある休日でした
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コメント
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秋の山はいいですね、山を始めた同期としては、あなたがずっと山を続けてることは嬉しくもあり、ずっと同じ気持ちで山を愛せることが羨ましくもあります。これからもあなたの感性で素敵な山話を紹介してね。また、遊びにきます
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マナティさん、素敵なエピソードをありがとう
初恋というのは、その後、どんな人生を歩もうとも、いろいろ変わってしまおうとも、想い出は変わらないですよね。だから、初恋の人に会う時には、その当時の自分に戻れるのではないでしょうか。
鳥取で出会った素晴らしい人達とも、縁があればまたきっと会えますよ。
山には自然の神秘や神々しさがあります。ぜひ体感されてみては如何でしょうか
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山登りにはあまり興味がない人間でしたが、noriさんのブログを拝見して素晴らしい自然の景色を堪能させてもらっています。私は自然環境豊かな場所に住んでいますが、山に一歩足を踏み入れるとこんな素敵な世界が開けているのですね。感動です。
初恋の相手と何年も接点があるというのは凄いですね。会う時はどのような心境なのでしょうか 私の初恋は大学生の時でした 。当時、ある種目のオリンピック最終選考会に漏れて代表を逃し、何も考えずに乗った九州行きの夜行電車での出会いでした。下のベットにいた髪の長い健康的に日焼けした美人さん。ちょっとロマンティックな出会いだったでしょう 必死に連絡先を聞き出して猛アタック。結果は惨敗。もともと女性に縁のない人間でしたから。あの彼女は幸せにしているかな
鳥取は人生で二度訪れたことがあります。大山も登られたことがあるのですね。ぜひ、また大山の雄大な自然もブログで紹介してください。二度目の鳥取では、素晴らしい人との出会いがありました。失敗だったのは、その人たちの連絡先を聞かなかったこと。お礼も言えず今に至っています。TVの「あの人に会いたい」で探してもらおうかな
これからもブログ楽しみにしています。怪我が多いようなのでくれぐれも注意して大自然を楽しんでください。
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ブログの批・/span>をありがとうございます。特に構成を考えて作っているわけではないし、あるがままなので、「好きにやってるな〜。」と思って見ていただけたらありがたいです。
蒜山は予想よりは大変でしたよ。だから・/span>計に楽しかったです 今回は下山時刻を気にしていたので、登りは全力で飛ばしました。あーだから大変に感じたのかも。
‘逢引’とは古風な表現ですねぇ。少しは怪しい雰囲気を漂わせた方がいいでしょ?
A次くんの料理の腕は抜群なんですよ。味も見た目も繊細なんです。本人とは一致しない?する?ん〜〜って感じですが
予告は出せないよ〜。だって決めたら何が何でもやらなきゃならなくなるし、仕事以外で自分にノルマを課すようなことはしたくないもの。時間のある時に楽しみながら作るのがいいな
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全体に秋の色濃い感じが漂っていて風情が感じられました。写真がどれもいいし、ブログの構成も、まとまって充実してきていると思います。noriさんの人物写真もいい感じで挿入されていますね。
初恋が二十歳とは遅かったねー。その思い出の人と鳥取辺りで逢引とは怪しいなー。
お刺身、焼き蟹、土瓶蒸し‥‥どれも美味しそうだねー。
次回の予告を出してくれると毎日チェックせずに済むんだけど。
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みゆkiちゃん、ありがとー
あれから丸10年が過ぎたね。長いようで短いような、でも振り返ればすっごく沢山の思い出があるから、やっぱり長いよ
私達も色々な意味で若かったね。
ハイキング、縦走、岩、沢、雪、人工壁…色々一緒にやって、全部が楽しかった。
たまにはあの頃の仲間とワイワイ楽しい時間を過ごそうよ 近況を聞かせてね