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2月7日(土)羽田空港出発〜2月10日(火)マチャメゲートから登山開始
さだまさしさんが1987年に‘夢回帰線’というアルバムで歌い上げた『風に立つライオン』は、アフリカの何も知らずとも、情景が目に浮かびくる。本物のその景色を我が目で見たい これがサバンナであり、キリマンジャロへの憧れの始まりだった。
1998年。私には2度目の人生の・/span>機。そして登山を始めた年でもある。キリマンジャロが氷河を頂いた高山であることは知っていたが、自分に登れる山とは思いもしていなかった。なので、登れる山だということがわかった時、胸は高鳴り、キリマンジャロへの憧れは、夢から、達成するための目標へと変わっていった。
2009年。私の周囲のあらゆる環境が整った。整えたのではない。整ったのだ。
2月7日は母が私を産んでくれた記念すべき日だ
そしてこの記念日に出発となる‘マチャメルートから登るキリマンジャロとサファリ14日間ツアー’を見つけた時には、ずっと昔から私は今この時期に行くことが決まっていたのだと思った。
出発前に母に面会に行き、産んでくれたことのお礼と、キリマンジャロ行きの報告をする。
ご機嫌でニコニコだったので嬉しかった (この時期、施設が感染予防のためにマスク着用を義務付けています。)
羽田空港第2ターミナル 3番時計塔前18:20集合。20:20出発
写真右は、今回大変お世話になった『道祖神』の添乗員さん。
メンバーは、男性5名、女性2名。
60代3名、40代4名の計7名。うち2名は関空からの合流となる。
初顔合わせで、これからの行程を真剣に聴いているところ。
関空国際空港23:35発 →ドーハ06:00着。(時差があるので、所要時間は12時間25分。)
2回ほど機内食があり、スチュワーデスさんに起こされては食べましたが、それ以外は着陸1時間半前位までは爆睡でした
隣りの席の方は、仏頂面をした韓国の男性でした。怖そうだな〜と思っていたけれど、寝てしまえばこっちのモンで、しっかり肩をお借りしていました。おまけに食べ終わった食器も返却して下さったようで… 目が覚めるとさすがに照れくさくて、「すみませんでした。」と頭を下げると、驚くほど優しい笑顔で微笑んでくださり、そこから英語トークが始まりました。とはいっても、私は英語なんてぜーんぜんできません。チンプンカンプンさをしっかりお伝えしたのですが、彼はめげずになるべく簡単な単語を選んで、紙に書いてコミュニケーションをとろうとして下さるのです。そうとくりゃ私だって、一段と表情豊かに、以心伝心頑張りましたよ。当然時間のわりに浅〜い会話しかできなかったけれど、お互いメールアドレスなどを交換し、ドーハで別れました。なんだかわからないけれど、冷や汗と共に温かいものを感じた次第です。で、でも、英語書けないし
ドーハ空港のトイレです。向かって左にシャワーが付いています。そして便器も床もびしょ濡れ。ウオッシュレットがいいのにな。
トイレに一列に並んだつもりが、お構いなしに割り込んでくるので、いつまでたっても入れない。仕方なく、決めたドアの前にピタッとくっついて何とかゲット。
機内から見る景色は砂漠なのかな?全然植物の緑が見えないよ。ずーっとずーっとこんな景色でまた爆睡
ナイロビ空港13:35着。
左の看板は現地の携帯電話会社のもの。
いたるところでこの看板は目にした。
ナイロビ空港に、現地ドライバーさんのお迎えがあった。
2台の車に乗り込み、ナイロビ市内のシルバー・スプリングスホテルまで送ってもらう。
シルバー・スプリングスホテルの玄関を入ると奥にプールが。左手にはレストラン。
なんかかなりリッチな雰囲気。
部屋には蚊帳が吊り下げられている。実際には使わなかったが、一度はやってみたくなるよねぇ。
1人参加の女性は私だけだったので、ホテルもこの先のテントも1人使用でのびのび。
驚いたのは携帯電話の機能の素晴らしさ!
電源を入れただけで、現地時間と日本時間を表示してくれた。
おまけに深夜には、職場から「3月の休み希・/span>はありますか?」なんて、ごく普通ーに電話がかかってきた 何の聞き取りにくさも、ズレもない。でも、相手は料金にビックリしちゃうよね。きっと。
食事はバイキング。
デザートも豊富で嬉しいと思ったのですが、ケーキ通の私には、「これはケーキに似て非なるもの。」って感じでした
食事の方は美味しかったです
バスが停まると、必ず窓の外から物売りがやってくる。ネックレスにブレスレットをいっぱい腕に巻き付けて、かなり強引。買わないわけにはいかなくなって、10ドルで1つネックレスを買った。
でも他の人は10ドルで2つ、3つ買っていた。値切るのが当たり前なんだー。やったことないよ
う〜〜〜何か質問されたらどうしよう 背中にも不安が漂っているでしょ。
メザルーナから、手配された車に乗り換え、アルーシャ市内のインパラ・ホテルで昼食。
魚料理です。ちょっとパサパサだけれど、味はシンプルでgood
移動の途中で寄るトイレは、お土産屋さんの奥にあるというのが通例のようだ。
品物を見るとセールスにかかってしまうので、見たくても立ち止まらない。
夕食タイム。
なんだかしょっちゅう食べているみたいでした。
2月10日(火)朝。
ベッドとトイレの仕切りはカーテン。この奥にはシャワー。
スイッチを入れて時間が経過しないとお湯が出ない。
ホテルに置いていく荷物と、ポーターさんに預ける荷物と、自分で背負う荷物を分けて、車の迎えを待っている。
マチャメゲートに到着
登山事務所で入山記録をしてもらう。
チーフガイドのアロンさんと、左下背中はコックさん。コックさんはもう1名いる。 サブガイドのサイモンさんと握手。さらにサブガイドでエズリンさん、、モーゼスさんの3名。ポーターさんは25名。荷物をお任せする。ポーターさんに預ける荷物は1人15kgまで。
ポーターさん達は重量チェックを受ける。
添乗員さんより自分で飲む分の水の補給を受ける。 登山客は白人さんが圧倒的に多く、日本人は私達だけだった。
さあ
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コメント
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キリマンジャロ登頂おめでとう またまた元気を貰ってきたようだね んでアフリカの大地 からも。 の百名山 の著者、田中澄・/span>さんのお言葉に、山は元気をくれる。山は病院、命も心も蘇る。幸せに出会う場所。癒しは山はにあり。山は元気の巣。山はいのちをのばすなどetc。まだまだ続く山大好きのブログでnonさんが貰った元気 を沢山わけて貰いますよん 。それと、冬 の金峰山をアフリカまで連れて行って頂きありがとうございました。あと、アフリカおすすめメニュー とかも教えて下さい。やっぱり日本食が最高かな?
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キリマンジャロ登頂おめでとう。
20年来の夢が叶ったんですね。
丁寧な書き出しで、まるで同行しているようにイメージ出来ますよ。写真を整理しながら大変でしょうけど、なるべく早めの続編を期待しています。
羽田から18時間・/span>りの空の旅だけど、食事以外は爆睡とは羨ましい限り。
ガイドとコックさん、ポーターを引き連れての大名登山だね。
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長年の夢だった憧れのキリマンジャロ登山を無事、達成出来たことを心より祝福します。おめでとう
記事は典ちゃんのウキウキとした様子がビンビンに伝わって来て、こちらもウキウキしちゃいますよ 写真も赤道直下のアフリカの雰囲気が良く伝わっているね。すごく活気がありそう ネックレスは値切れば良かったかな。食事はどれもボリュームたっぷりだね。いよいよ登山開始か。続編も楽しみにしているね
それにしても典ちゃんとお母さんは瓜二つだね。お母さんはまだお若いよ。
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帰国後、ブログ掲載まで随分 が空いたけど、紹介したいエピソードが多すぎて厳選するのが大変だったのでしょう。後編、期待してるね。noriちゃんがカンガ 着てる写真も登場するんでしょう 。高山病も辛かっただろうけどそれ以上に得るものは大きかったでしょう。積年の願いが叶って、本当におめでとう !僕の母国語、スワヒリ語は覚えてきた?Haba na haba hujaza kibaba.Tone tone hujaza ndoo …。平地から見た「キリマンジャロの白い雪、それを支える紺碧の空」は想像通り?南十字星 も見れたかな?
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公開、お待たせしました
マナティ、今回は皆さんとご一緒させて頂いたお陰で、自分の写真を他の方に沢山撮っていただいたので、それをある程度いただいてから作成に入りました
本当に気が付かないうちに撮っていただいたものも多く、また景色も素晴らしいので、写真を選ぶだけで時間がかかりました。それに見ていると、あれこれ思い出して、進まないんですよ〜
高山病は本当に辛かったー でも、もちろんそれを遥かに凌ぐ素晴らしい感動、体験をしてきました。表現しきれないのが残念です
スワヒリ語も全然わかりません。「ジャンボ」「アサンテサーナ」これっきりです!
季節の関係か、紺碧の空ってほど濃い青にくっきり映えるキリマンジャロってわけにはいきませんでしたが、私の目には十分見えました。ただ、氷河は間もなく消えるであろうことも感じました。
南十字星も見えていたらしいけれど、私にはどれがそれなのかがわからなかったのだ 天の川は見えたよ
ひげじい、ありがとう お母さんと私、似てるでしょ。体型も似てるのよ。頭の中身が似なかったのが残念だけど。
食事は本当に毎日、色々変えて出してくれるし、味もいいし、前情報でいいとは聞いていたけれど、こんなにとは思わなかった。担当コックさんが素晴らしかったのだと思う。
ネックレスは、後半はちゃんと10ドルで2つゲットしましたよ 進歩するのだ!
yatarouさん、寝ることだけが私の特技なんですが、高山病には半負けでしたよ。手強かった〜 続編、期待してくれてありがとう。あれもこれもで収拾がつかなくなってきたけれど、待っていてくださいね
yamatomoさん
今回は感動が深くて、大きすぎて、多すぎて、簡単には受け止められず、それを元気に変えるには時間が掛かりそうです。どちらかというと放心状態かな。
金峰山、気が付いてくれましたね お気に入りですから。今はアフリカに変身しました。
私はアフリカの食事はしつこくないし、シンプルで美味しかったです。日本食と比べるわけにはいかないなー、私日本人だから。ただ、ケーキ系だけはダメでした。ケーキには厳しいからね
山は私にとっても生命が磨かれる場所。語らせたら一晩では終わらないから