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第2弾!マチャメゲート出発から3泊目のグレート・バランコ・バレーまで。
2月10日(火)マチャメゲート【1750m】を元気良く出発 背の高い木に覆われ、整備された登山道を歩く。
木々にはこんな風にもやもやっとした柔らかそうなのがビッチリと着いている。
ピンクの花は日本でもおなじみのインパチェンス。
各自、ランチBOXを出発前にもらいました。これが美味しい!なんだかわからないけど、真ん中のホイルにくるまった丸くて焦げめがついているヤツ、抜群
こうして小さな花々を足元に楽しむうちに小雨が降り出してきましたが、それから間もなくで、マチャメハット【3000m】に到着〜
これが、私の専用テント。雨に濡れ、ドロドロになりながらも、テントをキビキビとにこやかに張ってくれる、若いポーターさんに感謝、感激
こんな感じです。添乗員さん、プラス7名で、ちょうど2テーブルピッタリって感じ。
夕食は、スープにパン、魚のフライ、煮込み野菜(ナスやパプリカ風)、ボイルポテトどっさり。
2月11日(水)快晴
」の挨拶と共に、テント前にお湯を用意してくれる。到着時もだ。これで手を洗って、顔を洗って…山ではこの洗面器1杯の湯がとても贅沢に感じられる。本当に贅沢なのだ。朝の腹ごしらえ。野菜にフルーツまであって、日常よりも豪華。飲み物は、コーヒー、紅茶、ミロ、ココアから好きなものを選んで湯を注ぐ。
私のお気に入りは甘〜い紅茶
昨日は雨で見えなかったキリマンジャロが、朝日を浴びて麗しい
樹林帯を抜け、そろそろ背の高い木がなくなってくる。
背後にはメルー山4565mが頭を見せる。
こうした花は群生ではなく、ほとんどヒョロっと1本立っている。
岩陰を回り込み、しばらく行くと休憩ポイント。
この岩に登るとキリマンジャロがバッチリ眺・/span>できる。
こんな風にね
「ほら!あそこに人が歩いているでしょ。あの先がシラケープですよ。」って、添乗員さんが言ったんだっけな?
なんかだんだん頭がポワンとして、動くたびにメマイがするんだよね。こんなところから、まさか高山病
シラ・ケーブのテント場【3720m】に12:20到着。
しっかし広いなー
昼食はテン場で、あったかいスープと、マカロニにビーンズ…、山では豆も食べれます そして、パイナップル♪体調がイマイチなので、なるべく水を飲んでちょっとテントで一休み。
横になって休んだら、ほとんど回復したので、一人でテン場付近の散策へ行く。
ぷらぷら戻ると、皆さんもお散歩に出ている。
合流して、さらに夕食までお散歩タイム。
My三脚で撮りました
フォークに紙をこんな風にあしらい、テーブルには花が添えられ、心憎い演出ではありませんか。やるな〜タンザニア人
ちょっと食後になんですが、これがトイレです。ここはドアが付いているだけマシです。
ただ、ドアの無いトイレも外側は一緒です。中の中央に衝立のように壁があり、迂回するような形になるので、丸っきり見えるわけではないので、まあ良しかな。
それより人の数に対して少なすぎ。遠いい。…でも不思議なのはほとんど並ばないの。何故?
18時を過ぎる頃から雲が切れ、間もなくキリマンジャロが姿を現す。(食事テント)
19時過ぎ。
深い色の空に白いキリマンジャロ。寒さをしばし忘れ眺める。
2月12日(木)シラ・ケーブからの朝の雲海
朝日を受け、輝きを増すキリマンジャロ。
写真右端。
1人高山病のため、固まってる。
チーフガイドのアロンがザックを背負ってくれることになるが、頭痛・吐き気・メマイに苦しむ。
2番手を、ただ俯きながら付いていく。景色も写真を撮る・/span>裕もなし。
なんで私が
ランチ。とにかく水を飲んで、少しでも食べなくちゃ
バナナとスイカ、ゆで玉子は食べた ザックを自分で背負い、サイモンの後をついて下る。13:50過ぎに、グレート・バランコ・バレー【3900m】に到着。
おやつタイムはポップコーン。この塩味が美味い。
ただ、かなりきてます!瞼が浮腫んで重いよ
食欲は 本当に毎日、色々と工夫して美味しいものを作ってくれる。コックさん、素晴らしい
しかしこの夜は悪夢だった。叫びたいほどの頭痛
何度も何度も頭痛で目が覚め、その都度無理やり水を飲んで寝ようとするが、なかなか寝付けず。私が眠れないなんてそんなのあり ひょっとして…ウフルピークどころか、バラフまで持つのだろうかと不安になる。<<2月7日(土)羽田空港出発〜2月10日(火)マチャメゲートから登山開始 | ホーム | 塔ノ岳で足慣らし 090201>>
コメント
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キリマンジャロ 、これからまだまだ先があるのに高山病の兆し 可哀想 富士山や北アルプスで高山病で苦しんでる登山者を何人も見てるけど、全ての人がすぐに下山 していきました。なのに更に標高を上げる などと大変な体力、と言うより気力・精神力だと思います。今後の続・続々編でその精神力の凄さを感じたいです 日本の高山で見かけない変わった がたくさんあるよね。興味ありです。洗面器のお湯 は気持よさそうだけど、お風呂なぞはなかったの? キリマンジャロココログ、小出しでいいよ…のんびりと読ませていただきます
アフリカからの長旅お疲れ様です。
夢のいや、現実の憧れのキリマンジャロ
登頂 !!
初登山から十年強で達成されたのですね、本当におめでとうございます。
赤道直下に位置するキリマンジャロ(ムウェカ)、年間通して気候の変化は雨季と乾季に二分されますが、此の時期は乾季に当たると思います。
今回のキリマンジャロ登山は条件的にもGoodでしたね。
シラ・ケーブのテント場【3720m】辺りで高山病の前兆ですか、ウフル・ピークまで苦難の道程ですね。個人差は有るとおもいますが此の時期の乾燥大気の影響が多大では。(もっと、水をガブ飲みすればよかったのでは)
充実した食事背景ですね。きっと帰国したときは〇〇gUPですね。オット失礼!
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スーちゃんおめでと (^-^) ぼくは携帯しかないから、小さく写ってるけど ‥あなたの熱情は、しっかりとワイド・パノラマで伝わってるよ! 一句詠んだよ。『 キリマンや マサユメかついで 金太郎女 』オソマツ!(;_;) 「座布団、取れーっっっ 」
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第2弾、早い! ありがとう。
登山1日目は熱帯の樹林帯で、変わった植物や花々が見られるけれど、見るからに蒸し暑そうですね。
食事は山行中としては考えられないほど食材も種類も豊富で豪華なのに驚きます。
3日目にして高山病で苦しむとは大変だったんですね。山女王もこれだけはどうしようもないか。富士山で苦しむくらいはまだ序の口なんでしょうね。
それを乗り越えたんだから大したもんだ。
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おかえりなさい!!!
レポートいつかなぁ〜と待ちわびてました。
なんかどきどきしてきちゃいましたよ〜
きつそぅ〜!でもすごいことしてるんだなぁと読んでるだけでもそのドキドキワクワクの冒険してる感じが伝わってきます♪続きが楽しみ!!
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第2弾もとっても素晴らしいレポートだ。鬱蒼と生い茂った熱帯特有の樹林帯と鮮やかな花々も歓迎してくれているし。食事もまた凄い 6泊の山行でこんなに豪勢な食事を食べられるなんてサポート隊様様かな。樹林帯を抜けたあたりから相当、高山病に苦しんだようだね ちょうど富士山のてっぺん辺り?レポートも見ているこちらも息苦しさが伝わってきそうだもの。まだ登山開始から3日目。このまま持つかどうかとっても冷や冷や
キリマンジャロは後方に見えている。頑張れ
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皆さん、色々コメントありがとう。
報告を待ってくださって、ありがとう。すご〜く嬉しいです。
次の記事を書かなくては!との思いが先行し、お返事が遅れたことをお詫びします。
高山病は怖いですね。私は初体験でした。
何度か富士山には登っているけれど、多少スピードを上げて登っても大丈夫だったし、アルプス系の3000m級の山に登っても、体調が悪い時には、むしろ良くなるくらいだから、自分は高度に強いんじゃないかと思い違いをしていました。頭痛も強烈だけれど、吐き気も意識の調節ができない感じもたまりませんね。もう一度、と言われても、もうできません!同志と登るということが、どれだけ支えになることかを、よ〜く実感しました。
ただ、キリマンジャロは、高山病を除けば、登山経験の無い人だって、ハイキング感覚で登れる山です。ただ、トイレ事情とか、テント、シュラフで6泊で、お風呂に入れないという条件をクリアできれば、ですが 女性はその辺がね。
体重は…浮腫みで増えたかもしれませんが、基本的には太りませんでしたよ。そりゃケーキやスナック菓子、チョコレートなどの間食は全然無しだからね。最も健康的な食生活だったと思うなー。
私の喜びや感動を一緒に分かち合えるようで、嬉しいです 本当に皆さん、ありがとう