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御嶽山(継子岳)…濁河温泉より ‘09.10.13(火)
10月12日(月)は体育の日。仕事後にそのまま出発し、中央高速\1000利用で濁河温泉
13日05:30起床。6時になると大きな音で温泉街中にメロディーが流れる。06:12駐車場を出発
もうかなり明るいのだが、濁河は北側になるので樹林帯ではうす暗く写ってしまう
のぞき岩避難小屋。このように汚くて使う気にはなれない。
‘のぞき岩’の名称があるが、特別覗けそうな所は見当たらない。
お助け水 0724/0731
昔は水が湧いていたというのも信じられないくらい、水の気配はない。
広くなっており、木製ベンチもある休憩ポイント。
ここから直ぐ上が森林限界となっている。
こんな風に登山口が0番で、五ノ池の42番までが表示されている。
森林限界を超えると視界が開けて気持ちい〜い
天気予報の通り、午前中は快晴だ
ハイマツの上に立っているかのごとく、石像。
いかにも信仰の山らしい。
朝日に輝く氷柱
ここではほとんど風がないので寒くは感じないが、気温は相当低い。
五ノ池小屋08:05/0815
静かに見えるが、かなりの強風が吹いている。稜線上は寒い
小屋の石造りの風除けに身をかがめ防寒着を着用し、少し行動食を食べてから継子岳への道を進む。
この服装で歩き出したものの、寒くて寒くてどうしようもない。この後岩陰で厚手のフリースと雨具の上を着用する。手袋も防風用に替える。
ここの岩はなんで立っているのか?最初は自然に立っている不思議な岩だと思ったけれど、信仰の方が立てている
後ろ正面にどっしりとあるのが乗鞍岳。その後方に北アルプスの山々が。
とりあえず左手の尖った山が笠ヶ岳。あとは…ムムム?!
四ノ池へ下りる途中。
頂上といわずとも、あちらこちらにこのように祀ってある場所がみられる。
最奥に御嶽山最高峰の剣ヶ峰3063.4m。
手前の横長が摩利支天山2959.2m。
下に広がるのは四ノ池。これから四ノ池に下りる。
見晴らしよく、ついついよそ見をしながら下りるので、よく・/span>んだ
四ノ池から流れる沢を渡渉。
水は流れているが、雪が端に積っている
こちらは三ノ池。
池の反対側下に避難小屋が見える。そこへ下りて、また右手の山を登り返す予定。
三ノ池、畔へ到着。09:33/09:37
ここに来ると風はなく、この服装で歩けば暑いくらいだ。雨具を脱いで登り返し。
三ノ池からの登り返しは、御嶽山山域の中ではキツめの岩場となる。通過し終わってから眼下の三ノ池を振り返る。
あんなに真っ蒼だった空が、稜線に出ると北側からもの凄い勢いで雲が流れ込んできており、既に剣ヶ峰はガスの中。風は強く寒さが身に堪える。
天気予報は午前中は晴れ だが、正午からは の予報。ここで濡れたら凍ってしまいそうだ
剣ヶ峰へは行くのを中止し、第2の目的地である摩利支天山だけ登って下山することにする。
山頂は狭いというか、ほとんど岩場という感じ。
ガスで展・/span>なし。残念
さあ、後は下山して第3の目的地、濁河温泉 に入るだけだ。これだけ寒いと本当に温泉が楽しみ
五ノ池を経由して濁河温泉に下るのだが、その登山道は見るからに冷たい、寒い様相だった。
ハイマツに凍りが付着。
戻ってきて三ノ池を見下ろす。ガスが間もなく池を隠してしまう勢いだ。
五ノ池から濁河側にはコマクサの立て看板が幾つもあった。夏ならば群落が見られるのだろう。いいなぁ。
五ノ池と右手に小屋 10:45
池は凍りかけている。
思えば2年前の夏。南アルプスの蝙蝠尾根で・/span>び、左手人差し指を骨折した時、包帯がとれて最初に登ったのが御嶽山(中ノ湯〜剣ヶ峰〜二ノ池〜三ノ池〜五ノ池)だった。あの時は暴風雨で、五ノ池に着いた時にはビショ濡れだったっけ。今降れば、雨ではなく吹雪 かなぁ。
五ノ池小屋の直ぐ上にある飛騨頂上を踏んでから、行きと同じ濁河への道を下る。
行きは山頂や稜線が見えたが、すっかりガスの中に消えてしまった。
苔がとても美しいルートだ。
朝はあまりわからなかった。
写真だと乾いた色に写ってしまうのだが、生きている針葉樹の下の方までビッシリと水々しく緑を輝かせている。
この大きな岩にも苔がビッシリと着いているのだが、これじゃあわからないか…残念!
濁河温泉からのルートは、このような石と木を横に組んだ登山道が多くを占める。木は微妙な組み方なので、滑りそうで怖いが、慣れると案外大丈夫。
吊り橋を渡って、もうほぼ下山ムード。
山の高いところは雲の中だが、下界はいいお天気。
ちょっと寄り道して‘仙人滝’へ行ってみる。
無事、登頂、下山のお礼と、そして欲深く「いいことありますように 」と願いながら、7つの神様を撫でてまわった。
駐車場直ぐ前にある、バイオトイレ。扉1つに洋式トイレ1つ。中も広々キレイ。
駐車場着 12:54
市営の濁河温泉
付近には旅館やペンションなど数件あり、この市営温泉は奥まっているので下りでは見落としやすい。
私は行き過ぎてしまってから引き返した。
更衣室のドアを開けるといきなり露天。露天しかない。雨じゃなくて良かった。
外気が寒い(10℃)ので、お湯が熱く感じたが、慣れるとちょい熱めで気持ちイイ
外から見ると、男性の方はこの3倍以上は広さがあるんじゃないかな?ただそちらは駐車場に面していて、木の囲いが大雑把なので隙間から中が見えていた
帰り道は明るい時間なのでクネクネ道も景色が良く、紅葉がキレイで快適なドライブとなった
これはチャオ御岳スノーリ・/span>ート前。
また御嶽は雲の中だった。
2年前に御嶽山に初めて登った時から、次は濁河温泉から継子岳を歩きたいと思っていた。念願叶ったわけだが、摩利支天からの展・/span>がきかなかったのが残念だ。またコマクサの咲く時期に来れたらいいと思う
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コメント
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こんにちは 久しぶりにブログ拝見しました。‥いっぱい \(^O^)/ 携帯で見ているため、画面が小さく、色合いも鮮度に乏しいのが残念! 実は、貴女が骨折した時は「なんて、オッチョコチョイなんだろう!‥」と内心思って、口にもしたが、あの後、さらに負傷者と死者を出した“魔の領域”であったことを、今回のブログで読んで知り‥当時、傲慢にも呟いた、自分の非礼を詫びたい。ごめんね ‥! 登山らしい登山をしない自分は、のりちゃんのブログを見る機会を得たことで、山 の世界の一端に触れることができ、自分の人生に広がりが出来て幸運だった。 のりちゃんの記述は、生き生きと精彩を放っているから、素人の自分が読んでも、自然、足が引き込まれてゆき、あたかも一緒に、山道を往くが如しだ。頂から・/span>む御来光も、雲海も、滝も、険しい岩壁も、足下に群生する‥妖精の如く、美しく、可憐で、小さな生命の賛歌に至るまで‥、腕っコキの名カメラマン?‥の手によって、眼前に生き生きと迫り来る。嗚呼、楽しからずや ‥ ぼくが、のりちゃんに御礼をするすべを持たないが、いつの日か、自分も“山の人”へと変貌した暁には、ぼくの下手な写真と拙い悪文とで、御返礼したい
ここのところ、飲み会や研修で疲れてしまい、パソコンの立ち上げすらできない状態でした!! Noriさんの活躍を見て、また驚きです!!
濁河温泉まで遠いのに良くひとりで行かれました!!
私は、車の運・/span>が.....八王子ICまでとからが、特に不得手です!!
中央高速だけなら好きですが、横浜からICまでが障害となってます!
10/17も、電車で丹沢主脈となりました。回数をこんなに重ねても、何も考えないで意の行くままにすると大倉バス停からスタートとなります。
Noriさんのそのパワーに元気を頂いております。山は冬山へと変わりつつありますね! 私は寒さが苦手で行けません。
1998年にそのコースを使ったことがあります。確か、1泊2日で...
ここのところ、御岳付近で地震活動が盛んな動きがあります。
楽しい一日で良かったと思います!!
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私も前回行った時には白装束の方々が登山道の下、普通の道路辺りからおられ独特な雰囲気を感じましたね。今回は1人もお見掛けしませんでした。
二ノ池に泊まられたんですか。小屋の前にも「入浴有」みたいな看板を見た覚えがあり、前回は暴風雨の中歩いていたので「いいな〜。」と思いながら通り過ぎた記憶があります。二ノ池も雨天でありながら、水色の美しい池だったように思います。
今回は本当に寒かった。足の指先なんて感覚がなくなってしまい、そのせいか5回もバタン と激しく・/span>んじゃいましたよ 装備不十分で登る人が凍死しちゃうというのがわかるような気がしました。紅葉 は2000m以下で見頃のようでしたが、濁河からのルートは針葉樹が多く、紅葉はあまり見られませんでした。ただ、帰り道 は素晴らしかったですよ。道が狭くて途中停車する場所がないので写真は撮れませんでしたが、奥深い山が色づいている様はとても美しかったです。
温泉 は透明のお湯がいいですか。私は乳白色も、赤茶も透明もそれはそれとして全部大好き♪です。自然からの贈り物って感じがします。濁河から伊那ICに乗るまでには幾つもの温泉がありました。機会を作って入りたいものです 登山なしで温泉まったり旅もたまにはいいかも。
あるぷすさんも濁河温泉から登ったのですか。あそこまではどうやって入ったのかしら?そういえばバス停がありましたね。
ブヨがいるんですか!!それは嫌ですねぇ。そういう意味では今回は快適でした。
御嶽山の山頂付近一体にある池は、一と四の池がほとんど水がなくて、二・三・五ノ池はそれぞれに色が異なり美しいです。五ノ池は今回も前回もガスに煙ってしまい美しい色には写っていませんが、実際はキレイです。中ノ湯から剣ヶ峰までのルートは整備され過ぎていて魅力を感じませんが、二の池から北側は本来の山としての魅力がたっぷりです。前回のコースでは三ノ池から女人堂への道が素晴らしかったです。小屋泊まり計画でぜひまたチャレンジして下さいね
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6年程前、濁河温泉 に一泊して御嶽山を目指したけど足が痛くなり森林限界まで行って引き返したことが思い出されます。夏場だったので登山道をずーっと「ぶよ」がまとわりついて閉口しました。今の時期はもう冬に突入しているって感じですね。氷柱の 大きいこと。noriちゃんもすごく寒そうですものね。池がいっぱいあるんだ。継子岳山頂からの眺めは絶景ですね。下山はガスってて残念だったかな。信仰の山らしく至る所にそれが伺えるようですね。麓の七福神は覚えていないなぁ。頭をなでなでしてもらって神様も嬉しかったのでは。濁河温泉は赤茶けてむちゃ熱かった。居眠り運・/span> はしないようにね。
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御嶽山は10年前に行ったきりだけど、正に信仰のお山という感じだった。8月だったから白装束の講の団体さんが多くて、少し違和感を感じたなー。二ノ池の近くの小屋に泊まったけれど、標高2,900mの高所にあるのにお風呂に入れたのはいい思い出になった。
この時期、稜線上は寒いだろうね。しかも強風ならば尚更だ。降られなくて良かったね。
三ノ池の水の色はとても神秘的だよね。もう紅葉はほとんど終わりなんだろうか。
濁河温泉はその名の通り鉄分で赤く濁った温泉なんですね。温泉らしいと言えばそうだけど、やはり透き通った湯が気持ちいいな
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塔ノ岳さん、お疲れ様です。私もここ数日お疲れモードで帰宅後はバタンキューでした
車の運・/span>、私も好きではありません。ただ、自分の車の中の空間が大好きなんです 山を抜きにしても、たまに長距離ドライブや、車中泊をしたくなるんです。何故か落ち着くんですよね。やはり高速に乗るまでの道程は嫌いです。首都高もイヤですねー 大倉も遠いです。電車・バスを乗り継ぐとさらに時間がかかり、我が家は山に行くには不便な場所です。
寒さも苦手で、それでも雪山の美しさには会いたくなり、シーズンに1回行くと「もう止めよう 」と思うのですが、また次のシーズンになると行きたくなります
私も地元で気軽に行ける低山を探してみよう。本当に低い低い山しかありませんが…
ケンチャン、私のオッチョコチョイは事実ですよ。自覚しています。それと、ケンチャンが山を知らないことを私は知っているので、それを踏まえて話しを聞いているのでわからなくて当然と思っています。塔ノ岳だって、登ってみて大変さがわかったでしょうけれど、何回話しを聞いたって理解はできなかったと思いますよ。経験が一番ですね(^^) なので、山の美しさ、生命力、素晴らしさも興味があれば体感するといいと思います。私の写真がいかにヘボかがわかりますよ