| ホーム |
金剛山
2009年12月22日(火) 夜行バス
09:30台のバスで『金剛山登山口』まで乗車 登山客は私を入れて3名。やはり平日はこんなものかと思いながら30分ちょっとで到着。
バス停から進行方向へ数10秒登ると、左手に『千早城跡』経由の登山口がある。
初っぱなから段差の大きい石段で始まる。(10:00出発)足下には早々から雪
大阪府下で、1000メートルにも満たない登山道にこんなに積雪があるとは意外だった
千早城跡10:10/10:15
ここまで段差は色々だが、ずーっと石段でハード。
誰に会うこともなく、静かなスタートだった。
振り返ると町並みが眺・/span>できる。
すでに汗が出始めたので、ダウンジャケットを脱いでさらなる登りに備える。
千早城跡からほんの数分で、バス停下方の登山口から登る小谷沿いルートと合流。
そこからいきなり人がゴッソリ現れる
…なるほど、そちらはなだらかに登り始めるルートだったのだ。どうせ合流するのならそちらを選んで当然だ
合流してから登山道は雪が踏み固められており、アイスバーンとなっているため、直ぐに4本爪アイゼンを装着。
ここからもずっと山頂まで登り続けるわけだが、最初の石段ほど大変な登りは出てこない。
これは段差の少なく登りやすい階段。
木々まで真っ白!
整備がよくされており、全くもって道迷いの心配はない。登山者はしょっちゅう金剛山へ通っていると思われる単独者がほとんどで、他に2人組などもチラホラいたが、団体パーティには最後まで出会わなかった。
11:00 金剛山山頂にある茶店に到着
山頂って感じがせず、右手の建物は宿泊所になっている。
茶店横に‘かまくら’が作ってあり、記念写真用なのだろう。人目も気にせず、三脚で自分撮り
気温は−1℃
温度表示板の横には登頂100回以上とか、何100回以上とか書かれたところにズラーッと名前が並んでいる。すごい人気の山なんだなぁ。 あの‘かまくら’の奥横では登頂証明のスタンプを押してくれるオジサンが座っていた。ほとんどの人がそこに寄っているのだ。これほど大勢の人に繰り返し登られている山って他にあるだろうか?
1時間しか行動していないわけだが、せっかくなので茶店に入り甘酒を注文。目の前で缶の甘酒を出そうとするので、「ぜんざいも缶ですか?」って訊いたら違うということだったので、お手製ぜんざいに切り替えた。うん、正解。さっぱり甘くて美味しかった。お餅1個入り。
茶店から少し上がったところに・/span>法輪寺、さらに上に葛木神社(1125mの表示)があるので、そちらを経由して伏見峠へ降りることにする。
・/span>法輪寺の前に炎を背負った石像が目立っている。
後ろの階段を上り切ると、中でお坊さんがお経を唱えていた。寒そう
お参りを済ませてから一旦下に戻り、おみくじを引いた。
ここのは『吉』とか『凶』の表示はなく、項目別に書いてあったが、どうも運勢はあまり良くないようだ しっかり結んでから葛木神社へ出発。(11:31)
金剛山山頂とされているスタンプを押してもらうと、ほとんどの方が元の道を下ってしまうようで、こちらの葛木神社への道は雪が踏み固まっていない。人気もまたグンと減る。
葛木神社 11:36/11:40
向かって左手、朱色の賽銭箱の上に‘夫婦の詩’があった。
ちはや園地を過ぎ、紀見峠と伏見峠の分岐。
この『ダイヤモンドトレール』の響きには惹かれるものがある。
いつか縦走してみたい。
伏見峠までは林道のような道だ。けれど結構な斜度の場所もある。4本爪といえど、アイゼンがある無しでは全く違う。ザクザクとしっかり利いているのが実感され滑るという不安感が全くない。あまりにいい道なので、人の迷惑にならない程度に時々ジョグする。気持ちいいんだ!これが。
「頼りになるな〜、アイゼン
不思議なもので、外れていることなんて全然気がつかないでジョグした下り坂。アイゼンが無いとわかった途端に滑るんだ、これが
人間の意識ってこんなもんなんだと実感したのだが、滑るものは滑るし、怖いものは怖い。いきなりへっぴり腰のスローで下ることになる。
伏見峠登山口 12:24着。
ここから千早金剛山登山口までを戻るように車道を歩き、途中の鱒釣り場バス停で富田林行きのバスに乗車する。
金剛山は軽ハイキングやトレランをするには素晴らしい山だと思った。四季がはっきりしていて楽しませてくれるし、整備がされているので不安はないし、茶店があるので手ぶらでもいい。登山口ではアイゼンのレンタルもあり、駐車場はこの車道にズラーッと何ヶ所もある。地元民に愛される要素がたっぷりの納得の低山であった。
さあ、天満のアパホテルで一風呂浴びたら今宵は忘年会だ
コメント
URL:
ケンチャン、『雪山の心霊写真』はないでしょう 雪女、雪ダルマならわかるけどサ
湘南地方は滅多に雪が降らないからなんとな〜く雪には憧れがあるよね
yatarouさん、知らない山に行く時は、これでも一応ネットで山情報なんぞを調べて行っているんです。そうしたら「4本爪アイゼン必携」とありました。特に苦手ジャンルの場合は慎重になります。冬山は滑り物のひとつですから
それにしても富田林駅には驚きました。栄えている場所が駅から離れているのかも?車中心の町だとあり得ますよね。
URL:
そう、歳はまだそこまでいってないけど、最早空気のようなもので、普段は有難味もわからないけど無ければ死ぬ
富田林駅前ってコンビニ もないんですか。そんなに辺鄙なとこでもないと思うけど
都市部に近いし低山なのに写真で見る限りすっかり冬山ですね よくアイゼンなんか持って行きましたね。感心、感心
URL:
雪 雪 雪 〜〜っ ‥ 綺麗だなぁ〜〜 美しいなぁ〜〜 ‥ やっぱり、雪はイイなぁ〜〜 ‥ ん 、写真の真ん中にいるのは、なぁに (・_・) 、雪ん子 ‥、雪山の心霊写真だね ‥ 怒んないで ・/span>んだら、雪ダルマと書いたかも知れないし、吹雪いたら、雪女と書いたかも知れないけどォ ‥ 「 細雪、 掌(て)に掬いとり、 薄化粧 」
URL:
夫婦ってそんなものですかね。60歳からは、信頼〜感謝〜空気のようなふれ愛なんて素敵ですよね
金剛山は色々なコースがあるので、もっと本格的に登りたい人にもそれなりのコースがあるみたいですよ。
青空の下の樹氷は美しさが際立ちます。お気楽な日帰りハイキングでこれだけ見られるってなかなかないですよね
高山へ行く時のアイゼンは、ガッチリ巻いて行きますから大丈夫ですよ〜
URL:
いやぁ金剛山は麓もすでに が積もっていましたか 雪景色も素晴らしいですねぇ~。樹氷に出くわすとはラッキーでしたね。でも、下りでアイゼンが片方なくなっていたのに気がつかなかったなんて、低山で良かったかもですよ
80歳から先は「空気のようなふれ愛」ですか。う~ん。いいこと書いてあるわ。
多くの人が繰り返し登っている金剛山はトレッキングコースとしてもうってつけのようですね。
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |
URL:
純白の、清らかな雪 に、憧れがあるんだよ。自分の心が、腹黒いからかな ‥( ̄▽ ̄;) ‥。 返事はいらないよ、子ブタちゃん