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西丹沢読図山行
2011年5月22日(日) 労山山岳会時代の仲間と、登山リーダー学校の元講師と読図山行に行ってきた。
新松田駅に8時集合。2人を乗せて中川温泉周辺の某駐車場へ
Y講師からは『地形図の見かた』の資料と、今日歩くルートを地図上に1〜24番までポイントされた左写真の地図を手渡された。しかも雨仕様でその地図はビニールにパッケージされていた。さすが、準備万端 感謝感激
ここ、西丹沢のお天気は昼頃より雨の予報。
駐車場に到着した頃には、すでに小粒の雨がポツポツと落ちてきていた
08:46入山。
まずはY講師が先頭で、Mちゃんが続く。
杉林は間もなく急登となる。
林の中に居ると、雨音がたまに聴こえても身体に当たるほど落ちてはこない。
こうして霧がかかってなかなか趣きのある風景だ。ひんやりとした空気も登りには心地良い。
杉林から広葉樹林帯へと変わる。
この季節は新緑が薄黄緑色で柔らかい。
そして今日の雲は低い
大杉山10:25着。
ここまでの道程では、馬草山を通過する予定だったが、お2人共体調がいまいっぽのご様子で、少々ショートカットルートを歩いた。
この大杉山山頂で、水分とエネルギーを少し補給。
霧は濃くなったり薄くなったり。
この時期だと晴れよりも、歩くにはこのくらいがちょうど良い。暑さも喉の渇きも随分違って楽だ。
サルの腰掛が妙に白くてきれいに見えた。
そうそう、今日の目的である読図
ちゃんとポイントごとにこうして地図を広げ、胸の前でコンパスの左辺を現在地から目的地にセットして、回・/span>板を磁北線に平行に合わせ磁針も合わせたら、地図を離してコンパスの示す方向へと尾根などルートを視認しながら進んで行く。
何度も何度も同じことを繰り返しながら、大分わかるようになってきた
途中途中でも地図を確認し、今どの辺りを歩いているのかがわかることが大切だ。現在地がわからなければどうしようもない。
そして尾根の派生するところや、特徴的な地形のところではY講師からの説明が入る。
聞いている分には「フムフム。」とわかったような気になるのだが、一人でできるかと言ったらそれはまた別のような気がする
しかし地図に登山ルートが記載されていないこうした山歩きができるというのは素晴らしいことだ。
弥七沢ノ頭 11:55到着、大休憩。
日曜日だというのに誰にも会わない。
色々な種類の鳥の囀りを聴きながら森を楽しめる。
ギンリョウソウが枯れ草を押しのけるように、所々から伸びていた。
小さなキノコもニョキニョキとあちらこちらから顔を出している。
弥七沢ノ頭を経由して、中川温泉へと戻る周回コースだった。
こんなにゆっくりとじっくりと山歩きをしたのは何年ぶりだろうか。
こういう登山も大好きだ。
途中にはザレ場や、手足を使っての急登急下降もあったり、アップダウンも小刻みにある変化も楽しめる好ルートだった。
最後の最後は、車道に下りるはずの道がなくなっており?、たまたま民家の方が外に出ていたので網を外してもらい道を通してもらった。ありがたかった
中川温泉 ぶなの湯前の川に沿って駐車場へ戻ったのだが、藤の花と川そのものの綺麗なこと
駐車場 13:42着。
雨具を着用するほどの雨に遭うことなく下山できたのは何よりだった。
結構いつの間にやら泥だらけ。汗まみれ。
帰りは‘ぶなの湯’¥700でさっぱりし、温まり、2階の座敷でお酒を飲みながら (Y講師だけ )お喋りをひとしきりして、切りの良いあたりで帰路についた。
Y講師との山行は1年ぶり。Mちゃんとの山行きは何年ぶりだろうか。
それでも山仲間。全然違和感はなく、相変わらずの気の置けない仲間だ。
次はクライミングをしようなんて話も出て、また一緒に楽しめる時間を持てたら嬉しいな
お疲れ様でした
コメント
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タイムスリップや魔法使いは メルヘンだね! (・∀・)/ メルヘンも いいなぁ
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ひげじい、yatarouさんのこと、よくわかってるね
今は入院はしていないと思います。ただ時間がかかるのでしょうから、それまでブログを続けていられたらいいなぁと思います。
私も大好きな人の夢なら毎日毎晩見たいな。飽きることはない。
そして現実に叶えられる可能性のある夢を追い求める方がいい。自分の努力だけでは叶わない夢は悲しくて切なくなるから諦める。
非現実的にタイムスリップしたいとか、魔法使いになりたいとかは別物だよね
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弥太郎さんが遊びに来なくなったのは酒の飲みすぎで体調を崩し、入院でもしたのかなと思ってた。それにしても入院が長いなってね。
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現実的な夢を 、最後の最後まで絶対に諦めないってことが大事だね! /
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怖いテレビを見た後、夢に出てくるのは?
印象的なこと、心に残ること、気になってること、イヤなことも夢に出てくる…
潜在意識のせいだろうな…。
できることならそういう夢は見ずにぐっすり眠りたいものだ
大好きな人の夢ならたくさん見ても良いかな
夢やロマンってホントに手が届かないものを追いかけるより、
現実の夢を追いかけたいな
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ひょっとして不思議な人かなと思ったのだけど、やっぱりお師匠さんだった
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のりちゃん、ぼくの変なコメントに 真面目に、 真摯に答えてくれてありがとう。のりちゃん自身の言葉で綴ってくれた死生観は僕の考える死生観と、ほとんど一緒です。僕の学んだ輪廻・/span>生の思想も、のりちゃんが書いてくれた因果応報の理論も、ほとんど同じ意味を持ちます。良いことをして人に喜びを与え、徳を積んでこの世を去った人と、悪事を重ねて人を傷つけ、苦しめてこの世を去った人とが、死後に同じ虚無の世界で終わるなどとは考えられないし、考えたくもない。良い徳を積んで人の助けとなれば良い報いを受け、悪徳を積んで人を傷つけ苦しめれば、それ相応の報いを受けて当然だと思うからです。物質世界には物質世界の法則がありますが、精神世界には精神世界の法則があり、霊的な世界には霊的世界の法則があってしかるべきです。目に見えない世界だからこそ、そのような善悪の因果応報のバランス感覚が如実にストレートに作用してしかるべきだと思います。のりちゃんの善悪のバランス感覚が、ここにも生きていることを確信して嬉しいです。
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ひげじい、?な人ってどういう意味かな??
Y講師はこのブログに3回も顔出し登場してくれている、10年のお付き合いのある山の先生であり、大好きな人です。
私達のようなリーダー学校の落ちこぼれにも、何度でも教えてくれる優しい人であり、山でトラブルが起きた時には他のパーティーの人であっても同じ山を愛する同士として助けようという気構え、準備(装備)を常にしている人です。尊敬します。
yatarouさんのお具合は、私にもわかりかねます。
また元気に戻ってきてくれることを心待ちにしています。
ケンチャン、私の夢は予知夢ではないと思うな。そうであって欲しくもないし
普段は眠りが深くて夢をほとんど見ないというか、忘れてしまうんだろうけれど、今回は印象に残ってしまったわけです。
人生はそうねぇ。一生懸命に努力をしても叶わない、叶えられないこともあるし、棚から牡丹餅もあるし、悲しくもなれば辛いこともあるけれど、幸せも喜びもまた沢山あるよ。ケンチャンのように輪廻・/span>生を信じるのであれば、この世ではどうにもならなかったことでも、克服しようと頑張り続けたり思い続けたことは、来世で乗り越えられるんじゃないかなぁ。この世で自分がしたことが、善きにつけ、悪しきにつけつながっていくように思う。そう信じることでダメでも頑張れることもある。私には小さいけれど夢がいっぱいあるんだ
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ところで「人生とは、なんぞや!」と考えると、人生は苦しみや辛さに満ちており、矛盾だらけで 煩雑で 残酷で 皮肉で 淋しくて 悲しくて 思うようにまかせない。だけど その雑多な中にも‥ 一縷の・/span>みが託されており、ほんの僅かに希・/span>の光が見いだせる。まさに人生は『パンドラの箱』にほかならない。仮に、人生のすべてが眩しい光の恩恵に満ち溢れていたならば、我々は感謝の心も懺悔の気持ちも恥じらいの心も失って、驕り高ぶり慢心の塊になって、自分だけは幸せであることが当たり前の権利であるような錯覚を起こします。揚げ句の果てに神仏の存在を否定し、祖先や精霊の存在すら信じる心を失い、神聖なものを迷信と位置付け、そんな非科学的なものは存在するはずもなく、世界のすべては合理的な計算の上に成り立っていると思いこんでしまう。煌々と照らす電気の光は物質世界の象徴です。光というものは明る過ぎず、ほの暗いくらいでちょうどいい。心と・/span>が疲れない程度の明かりがあればいい。蛍光灯やライトの持つ煌々とした明るさは、知性と霊性のバランスを崩します。心と・/span>=霊性と知性のバランスは、適度にほの暗い明かりのもとで、深く思索し、瞑想する習慣を根付かせることから始まります。
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のりちゃん、眠ってる間に見る『夢』って凄く大きな意味があるんだよ。表面の表層意識が消えて、無意識層にある潜在意識や深層意識が人間のほんとうの記憶であり、願・/span>であり、衝動であり、歴史であり、そして唯一『神話』の時代から連綿と連なって来ている自分自身のこころ※(意識とか、精神とか、魂とか‥)なんだよ。神話の時代から連なっているってことは、我々は輪廻・/span>生して来ている証拠です 。心理学の巨人と言われるカール・グスタフ・ユングは、自身の長年の研究成果の『夢診断』を患者の臨床治療に活用し、大きな効果を上げた。のりちゃんが見た『夢』は、僕の書いたのを読んだからではなく、のりちゃん自身の予知能力が見せてくれた風景だと思います。予知夢(よちむ)といいます。我われの深層意識は、お互いに深い意識の地層の中で、互いに共存した意識で繋がっているとユングは言うのです。彼はそれを《群集心理》と名付け、ユング自身の生涯を通じての研究テーマとなりました。のりちゃんが見たのは間違いなく《予知夢》の一種だと思います。僕はこういうロマンが大好きです! 神秘的な不思議を追求したくてしょうがない。神に繋がるロマンを愛し 真理に触れてみたくて 僕は生きてる。
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そうか、勘違いしてた。Y講師は?な人のことやね。そう言えば弥太郎さんはまだ回復されていないのかなぁ?
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丹沢山塊も色々な顔を持っていますよ。
静かな山歩きができるのはとても幸せなことです
地図が読めるって、本当に大事よね。
単独で山に入って迷う心細さ、焦り感はやった人でないとわからないものね。
日頃地図の読めない私でも、いざとなるとこうして教えてもらったことが鮮明に蘇ってきて、経験と結びついて見えてくるものがあるから不思議。それもやはりこうした下地があってこそのものと思います。
私は道なき道を自ら選んで歩くことはしないけれど、あったはずの道が廃道になって消えてしまっていたり、積雪で道がわからないということに遭遇するのは結構ある。
もっと読図をメインにした歩きを通して、本当の読図能力を身に付けたいと思います。それはこれからの課題だな。Y講師には感謝感謝。
梅雨がもう到来かぁ。早いね。
今日もお休みだけれど、こんな雨では山へ行く気は起きないし、勉強に専念しろ!と天からの声が聴こえるようで、今日はそうしようかと思います。もう明日が6回目の提出期限だ
ケンチャンのお蔭?で大地震の夢を見た。
具体的内容はすでに忘れてしまったけれど、何もできずに茫然としている自分がいたような… 現実においては、何を優先して動くのかだけは心に決めておきたいと思います。
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《訂正》前後五日間の幅を持たせたら、5月24日〜6月3日までの期間が“最大・/span>震警戒期間”となります。
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過去の統計上、巨大地震の最大・/span>震は80日目だそうです。3月11日の震災から数えて80日目は5月29日ですが‥、仮に前後五日間くらいのズレを持たせたとして‥ 5月29日〜6月3日迄の数日間は、極めて緊張感の高まる・/span>震警戒期間となりそうです。
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標識のない初めての山道でも地図を読み解きながら歩けるというのは素晴らしいことです。Y師匠。じゃなかったY講師。さすがです。道を迷ったら今現在どこにいるのか。を把握することはとても大切なことです。それを実践の場で教えていただいたことは今後に大いに役に立つことでしょう。こちらは昨日に引き続き雨が降っているよ。どうやら九州は梅雨に入りそう。こちらもそんな感じだよ
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ひんやりしているね。 (・∀・) 森だね。 妖精の国だね(・◇・)♪
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どらえもんがいるとなんでもできるな