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常念岳ピストン 〜三股より〜
2011年6月15日(水) 北アルプスの常念岳を日帰りピストンしてきた。
先日、塔ノ岳さんの知人である‘新米杜氏さん’が、「今の時期でもコースを選べば北アルプスでも夏山と同じに歩ける。」と書いてあったのが一瞬にして私の心を捉えたのだ
前日14日は日勤。15日の安曇野の予報は のち 。仕事後に母のケアをした後、一旦帰宅 シャワーを浴びて、車に荷物を積み込みいざ!出発
願わくば『道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里』まで行って車中泊をしたかったのだが、このところの寝不足と疲労が祟り、諏訪湖SAの1つ手前のパーキングで力尽きた
起床4時
素晴らしい青空に感動
かなり無理して来たけれど、甲斐があったというものだ
広い駐車場にトイレも完備
トイレ横の林道を緩やかに登っていく。すると間もなくで水場、トイレ、登山届ポストあり。
ここから登山道に入る。
【コースタイム】三股駐車場05:52→三股登山口06:01→前常念岳→常念小屋分岐08:49→常念岳山頂08:56/09:16→三股登山口11:06→駐車場11:16
すると蝶ヶ岳との分岐である標識がバッチリ目に飛び込む。
距離は7.1kmだから塔ノ岳とそんなに変わらないんだ、とちょっと気が抜ける。
笹に覆われた樹林帯をひたすら九十九折りに登って行く。ところどころ急坂だ。
起床時の外気温は9℃だったが、山の気温はわからない。涼しくて登り易い。
登山口から1時間くらい登った頃から、樹林の隙間からアルプスの峰々を覗くことができる。
そして視界がほぼ開けて直ぐに木の梯子がある。
これを登ると 、
こうしてくっきりと峰々の稜線が見え、展・/span>満喫の行程となる。
あの木の梯子を登ってからというもの、ずーっとずーっと石や岩の道。
岩の道は結構得意ジャンルのはずだったが、今日はバランスは悪いし、身体は重いし辛いというか、ウンザリする登りとなってしまった。
避難小屋が石に埋もれるように建っていた。
いつのまにか前常念を越えてしまったようで、ポイント確認ができなかった
今回のルートで出てきた雪渓は2回のみ。いずれもザックリ足が入るので滑る心配はまずない。入りと出る時だけ、踏み抜きを注意した
常念岳 2857m 登頂。
山頂に男性一人が写真撮影中で、「撮ってあげましょう。」と言われ、珍しく三脚使用無しでの記念撮影
バックの風景が素晴らしい
朝はあんなに晴れていたのに、いつの間にやら雲が増え、下に雲海が。風を避けて(風速は2〜3m以内)、岩の間に身を沈めておにぎり 1個を食す。
薄手長袖+半袖+厚手ウインドストッパーを着用していたが、寒くて寒くてじっとはしていられない。
写真を色々な方向から撮り、また来た道を戻る。
下りもウンザリの岩の道。
今年初のニョロ(蛇)とご対面
苔蒸した古木に蔦が絡まり風情がある。
帰りに登山口の水場によって味見をする。
もちろん冷たくて美味だった。
今日は寒かったので、往復500mlの水分で足りてしまった。4本持参したんだけどな。
林道で前を行くオジサンを抜こうとした時に声を掛けてもらったので、一緒に駐車場までお喋りをしながらのんびり戻った。
オジサンは地元の方で、‘ねまがりたけ’を採りに2000m付近をウロウロしていたという。
気前良く、30本くらいくれただろうか。
カッタ―ナイフの先端で線を入れて、皮を剥き、サバの味噌煮缶詰と煮たら美味しいよ〜とレシピまで教えてくれた。
最後は頭を下げてオジサンの車を見送った。
帰り道の途中には野生の猿が群れで居た。
ちょっと怖くてドアの窓も開ける気にはなれない。
初めて常念岳に登ってから約10年。
あの時は稜線に沢山の猿が居て、通行を邪魔されて困ったものだった。
‘四季の郷 ほりで〜ゆ〜’に立ち寄りひと風呂浴びて帰路につく。
三股からの常念岳登頂は初めてだったが、距離は片道たった7.1kmなのにかなり辛かった。
岩場がこれほど堪えるなんて情けない
しかし6月に北アルプスに夏道同然で入れるなんて全く知らなかった。
情報をいただけて本当にありがたかった。
完全な夏山ならば常念から蝶ヶ岳へと周回コースをとりたいところだが、コースによっては雪渓もまだありそうだし、沢を渡るには増水も心配だし、確実に安全な同コースのピストンで終わらせた。
丹沢もいいけれど、たまには遠くの高い山にも登りたい。
今年は雪が遅いと言っていたが、もうすぐ、もう間もなくグリーンシーズンの到来だ。
行きたいコースは頭の中に多数ある。ああ待ち遠しいな。
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コメント
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お前が居心地良くてもみんなは気分悪いんだよ。
みてみな、お前のコメントの後非難か誰も投稿しないかだから。
書生ってどういう意味か知ってるか?
学生のことだよ。
自分のこと貧しい学生だと思ってるわけ?
お前の家族が見たら泣くぜ。
いい歳こいて少しは責任もって働け、嫌われもん。
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のりちゃん、このブログはとても居心地がいい。ぜんぜん退屈しないよ すごく気に入ってる。当分のあいだ居候させてもらいます!(^-^)/ ぼくは貧乏書生だから お家賃を差し上げられないけど、いつかきっと のりちゃんに恩返しをします。愛すべき戦友へ
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男だったら、「いつか」とか曖昧なこと言わずに「いつまでに」と期限を切ってもらいたいな。
人のブログなんだから、出来ないことペラペラ語るのは失礼だし格好悪いよ。
1つでも達成できてから報告にしたらどう
みんなに自分を良く見せたい気持ちはわかるけど
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誰もそんなこと聞いていない
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のりちゃん、プロドライバーの自分は無事故・無違反をこのまま貫いて、ペーパー試験に合格して個タクを取る。いつかA級ライセンスに挑戦したい。そして鈴鹿サーキットのコーナーを誰よりも綺麗に回るんだ。
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そうだね、土日¥1000は心のどこかでは、「高給取りの人ほど土日休みで、安い高速料金で優遇されてズルイ!」なんて思ったこともあるけれど、実際のところ、土日に1分でも片道が引っ掛かるようにして遠出する努力はしていたので、やっぱり経済的には痛いな。でも深夜半額料金が継続ならば、まずまずOKだよ。
私は全然凄くないよ。それはマラソンランナーやトレイルランナーを見る度に痛感する。私は日々の練習ができていないし、基礎的な持久力や脚力がないんだよ。ハイカーに比べれば速い程度だよ。
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にゃんこのこと 気にしてくれてありがとう
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そうやな、まずは謝れや
許す、ゆるさんは別やけど
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ドラニャンコさんが無事戻ってくれて嬉しいです。
もうああいう展開はさけてほしいと思います。
しかし、みんなから非難されてた本人は、お侘びいれることなく何事もなかったかのようにコメント参加。
気分悪いです。
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のりちゃま
高速道路の休日の1000円割引、無料が終わってしまったニャン
ニャンコの中では沖縄自動車道の無料しか頭になかったけど、横浜横須賀道路や、その他の割引も終わっちゃったってことニャン
のりちゃまも休日にいくことは少なくても、アルプスやら遠くのお山 へ行くのに、重宝していたんじゃないかな?
まことに残念です
お山を知っているお方がのりちゃまは凄い っていうから、さぞ 早く登れているんだろうね
驚きや凄さが薄くてごめんニャン
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塔ノ岳さんは三股→常念岳がお好きなんですね。しかも1日2本なんて聞いただけでウンザリです 私にはキツイコースでした。むしろ黒戸尾根の方が私は好きです
‘杜氏’さんといらっしゃるコースですが、私にはとんでもない です。とても走れませんよ。私の体力、脚力、かなり誤解されていますよぉ〜〜〜
平日の練習は、月に4〜5回ほど、夜勤明けでそのままスポーツジムに行き、トレッドミルで10kmほどヘロヘロになりながら走る程度です。これでは強くはなれませんね。
今の時期は7月のレースに向けて、もう少し走らなければと思っているのですが、なかなか時間が作れません。
でもそれは言い訳なので、レースに向けては頑張りたいと思います
ケンチャン、ハセツネコースの下見についてはまだ考えていません。行くなら2日に分けて行かなければならないけれど、まずは7月のレースに集中して、それが終わってからまたゆっくり考えたいと思います。
富士山は時間と登り力の戦い。ハセツネは持久力と精神力との戦いと思っており、レースでもタイプが違うのです。
つばささん、自分でも自分に感心するのは、山に登るための長距離運・/span>が登山の一部のように刷り込まれていることです。好きでなければ身体がもたないなーと思うし、我ながら本当に好きなんだなーと思います
これで体調を崩して職場に迷惑をかけるようではいけませんが、今のところこれがあってこそ、くだらない小さなことから解放されて元気に働けているように思います。
身体は疲れますが、基本は心の元気なんだと思います。特に私の場合は
山頂のバッグに、しっかり槍穂が写っていますね。
この時期に、こんな景色がながめられるなんて良かったですね。
勤務明けで、車で向かって、いけるなんて、行動力もすごいです。
本当に無理した甲斐もありますね。
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のりちゃん素朴な質問なのだけど、初参加した時の第11回北丹沢耐久レースの時は事前にコースの下見をしたけれど、71?レースのコースもやはり下見をするのですか? 素人ながらに今回の登山記事を読んで思ったのは、のりちゃんほどの経験者においても足場の状態が、かなり疲労感に影響するものなのだなァ!!という率直な感想です。ぼくはのりちゃんのことを全面的に信頼していますが、怪我やアクシデントだけが心配です。
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のりちゃん、音楽もいいけど 山もいいねぇ!‥ 海もいいし 花もいい。歌も詩もいい。どうして神様は人間にこんな素晴らしいものを与えたのだろう?‥自然や感性などの素晴らしい贈り物を。 きょう横浜駅東口の書店にて、岩波文庫の、アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』の第一巻を買いました。文庫本なのに一冊798円もした。お買い物だ よーし、読む・/span>! 文学って、どうして生きる力が湧くのだろう‥ まるで、魂のバイブル(聖書)みたいだ。
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私より先を越されてしまいました
三股→常念岳は名コースでしょう
ここなら2本/1日も出来てしまうくらい好きです
黒戸尾根の様な恐ろしいところもないので好きですネ
今度、「杜氏さん」が白沢→常念岳→徳本峠→島々
をやろうと言ってますので
noriさんも一緒に如何ですか?
それくらいnoriさんの実力を買っています
長ければ私より強いのではないか?
と見てますが
noriさんの平日の練習を見ていないので何も分かりませんが
もし? 休日の山だけでこれだけやれてしまう実力は何者かと思ってしまいます
三股→常念岳 3H切りはさすがです!!
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同じ生きる時間であるならば、ワクワク感やときめきは多い方がいいものね
uttchiさん、そうなんです。ルート上に雪渓や増水した沢など、自分の苦手がないとわかっていたら常念〜蝶の周回をしたかったところです。これが8月以降なら躊躇なくそうしていたことでしょう。
けれど、楽しみはとっておくのもいいものです。車では行き易い場所ですし、穂高や槍の展・/span>が抜群のルートですから、見晴らしの良い時にいずれ行くことになるでしょう
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いつもながら凄いコースタイムですね。
山頂で会った人はまさか下から上がって来たとは思わなかったでしょう
下りで岩の多い道は嫌ですね。
常念山頂9時なら蝶ヶ岳まで縦走・周回できないこともなかったですね。
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はい 。のりちゃんは山や自然に自分なりのスジを通して生きてるように見えます 。ぼくも自分の信念にスジを通して、いままで以上にボルテージを全開に巻き上げて、正々堂々と胸を張って、元気溌剌と歩みたい 「ほら、人生やっぱり 楽しいねぇ!」
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ひげじい、この時期に雪渓が苦手な私が北アルプスの山に登頂できるとは思っていませんでした。そういう意味からはほぼ完全な夏道でとても良かったです。
寒さは風が穏やかだったので何とかしのげましたが、あれで風が強かったらとても常念山頂までは持たなかったでしょう。寒がりの私はもっと装備を持たないとダメだ!反省。
眺・/span>はやはり素晴らしいですね。さすがアルプスです
にゃんこ、今回は急登用筋力のアップを考えていたんだ。
それより何よりアルプスの眺・/span>や標高変化などを楽しむのが一番ではあるけれど
今回きつかったのは、岩場の岩が立っているものが多くて、ただ足を乗せればいいわけではなく、バランスと手足両方使いながらというのが冬から春にはなかった動きだったので要領を得ずに疲れてしまった 情けない。。
高山の夏山シーズンは本来7月下旬からだから、レース前には思うようには行かれない。でも、谷川馬蹄形は標高が低いので、お天気が休みと合えば行きたいルートなのだ。わからないよね
ケンチャン、私は本当に山が好きだけれど、トレイルランのレースとなると‘山を愛でる’という・/span>裕はなく、自分との闘いで心身共にギリギリ状態でゴールを目指します。
目標である3大レースに完走できたら、あとはまたじっくり味わう登山に時間を使いたいと思うのは、レースは残念ながら自然に感謝する思いは持ちつつも、現実としては自然を苛めている行為になると思えます。もちろんマナー知らずの登山客よりはずーっとマシですが。
なので私にとってのトレイルレースはちょっと違うかな。
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出た、自分勝手な馬鹿犬野郎!
自分の考えを人に託すな馬鹿犬
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人にお願いする事と違うヤロ!
自分で山登りして自分の感想を言えヨ、馬鹿(笑)
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自然は美しいけど険しいということがよくわかります ニュースによると福島原発の高濃度の汚染水が何千トンも溜まり、外に漏れ出す危険性があるとして、それを防ぐ措置を早急に行わなければならないとの事 。ブログにあるような、こんな美しい自然が放射能に汚染されることなど想像すら出来ないし考えたくもない。“祈り”の力で、美しい自然を放射能の脅威から守りたいと切に思う。自然を守れば、自然が人間を守ってくれるような気がします。のりちゃん、お願いがあります。人間を代表して自然へのメッセージを背負ってトレランを戦ってください。これはぼくからのお願いです。ぼくの祈りをのりちゃんに託します。
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にゃんこは可愛いネ! にゃんこ はのりちゃまの応援団長だね!(^-^)/ これからブログの記事を読むんだ!
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色鮮やかな緑でキレイだね
のりちゃまが行きも帰りもキツイということはさぞやきついんだろうね
次々とお山を登って体力作りをして、レースに挑むのね。
やっぱり にゃんこにはがんばれ〜 としかいえないニャン
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久々の遠征、お疲れ様。途中からの岩場の道。ごつごつした道は登り下りともに歩きにくいだろうな。私もいやだな。この時期、北アルプスはまだまだ残雪が多そう。山頂は凄く寒そうだもの。でも、やっぱり槍は目立つなぁ。素晴らしい。
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管理人さん、ぼくは自分が正しくて 仮に相手が間違っていたとしても、自らの素性を隠したままで、寄ってたかって一人を誹謗中傷して攻撃するような、男の風上にも置けぬ卑怯者にだけは絶対になりません。それだけは誓います。今回は前回における貴女との約束を破った自分を擁護しないでください。‥彼らには言いたいだけ 言わせておきます。