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戸沢から塔ノ岳の周回コース
澄み渡った空に月が輝く冷えた朝だ。
シュラフから出るのが辛い。
ヘッドライトを忘れてきていたこと、初めてのルートであることから、明るくなってから登ろうと出発を6時と思っていた。
シュラフに下半身は入ったままにサンドイッチなどの朝食を済ませ、明るくなるのを待った。
そして予定通りに6時頃になるとほぼ見えるようになり、今日の予定コースである天神尾根の登山口を探す…がしかしわからない 右往左往していると、政次郎尾根登山口を示す標識が目に入った。そちらは下山で使う予定だったが反対周りでもいいやと思って進むとまた途中から道が怪しくなり、沢の手前で消えてしまった。そんなことをしているうちに6時半を回ってしまった。時間がもったいないなぁー、連日忙しくて疲れも溜っているし、もうこんな日は諦めて帰れってことかなぁ?なんて思いながらもう一度最後に見た標識まで戻ってみると、「ああ、あった。」ちゃんと丸木で組まれた道があるではないか!気を取り直して登り始める。
戸沢山荘付近は谷にありうす暗いが、稜線付近は太陽に照らされてオレンジ色を帯びている。
しばらくは背の高い杉の樹林帯の中で、この丸木に沿って登って行く。登り易く、高度を稼ぐ実感が感じられるいい道だ。
高度が上がるとずっと足元にあった丸太はなくなり、石と土の登山道になる。
冬は葉が落ちて見通せるので景色も結構開けている。
杉林を過ぎると背の低い広葉樹林がまばらにある状態となり、こうして太平洋を・/span>むことができる。
房総半島もよく見えている。
汗をかきつつ、気温は低く気持ちイイ
政次郎ノ頭に到着。
って、私はてっきり大倉尾根と合流する天神尾根を登っているのかと思っていたのだが、これが政次郎尾根で、三ノ塔からとの合流点だったことにここで気が付いた
そうだ、最初から『表尾根』って書いてあったよなー。
この政次郎尾根は登り甲斐といい、距離感といい、植生の変化、景色ととても良かった。
ここからはほとんど視界が開けている尾根歩きとなる。
太陽が海面を照らし、なんて神秘的な色合いだろう。
足元には霜ができているが、この上に乗っても固くて霜は折れない。
振り返ると今歩いてきた尾根道と、その先にある三ノ塔、そして太平洋
ズームアップ
海に近いからこその風景。
丹沢って、神奈川県って素晴らしい
塔ノ岳 1491m 08:03着。
正面の富士山までの山々がはっきりと眺められる。
いや〜今日は最高だ
こちらもズームアップ
でもやっぱり寒くてゆっくりはしていられない
今登ってきた南側の写真を撮り終え、下山は大倉尾根、そして分岐で天神尾根から戸沢へ帰る。
天神尾根はこのように丸太が丁寧に打たれていた。
展・/span>のない針葉樹林帯だ。
戸沢山荘前駐車場に戻ってきた。
思ったより戸沢から天神尾根を利用して塔ノ岳に登る人が多かった。
もちろん大倉尾根に比べたら1/5もいないとは思うが。
志水ガイドの会で集まった人達はそれぞれにもう散っており、姿はなかった。
【コースタイム】
政次郎尾根登山口06:40→政次郎ノ頭07:24→新大日小屋07:40→木ノ又小屋07:48→塔ノ岳08:03/08:07→花立08:18→大倉・戸沢天神尾根分岐08:27→戸沢山荘08:51
入浴するにはまだ営業時間前の可能性があるため、帰路につき、途中の‘稲村ケ崎温泉
玄関を入ると香を焚いた臭いが漂っている。
玄関の中が隣りの海に面した喫茶店とつながっていた。
それ以外、これといった設備はない。
浴室は薄暗くていい雰囲気。
木の桶などもマッチしている。洗い場は8ヶ所。
備え付けのシャンプー、リンス、ボディーソープはサトウキビ入りと記載してあった。でも臭いは中華料理に入っている‘パクチ’の臭いがした。
温泉は内湯がぬるめで、露天が42℃をしめしていた。
このように黒っぽいお湯だった。
効きそう〜
最奥の小さな露天は冷たい温泉?だったので私は入らず。
汗を流し、のんびり湯船で疲れを癒し、午後からは明日の母の入院準備だ。
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コメント
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温泉 が高すぎるってことじゃないかしら? 教養の問題ではなく‥
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あるぷすさん、温泉が高杉晋作ってどういう意味かな?
教養がないもんでスンマセン
丹沢の、しかも塔ノ岳は何度も足を運んでいますが、このルートのこの景色は本当に素晴らしかった
smile145さん、ようこそ。
ほんと!ウロウロしちゃったよ。まだ最初は薄暗かったし、詳細地図は持っていなかったし、登山口の標識があってもそこから先がわからないなんてね
リースいいでしょ 相当気に入っています
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取りつき分かりにくいですよね
少し時間が違うだけなのにすごい爽やか〜な空気が伝わってきました
あ、リースもステキ
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神話の世界だな、まるで‥。この日は、横浜から・/span>む霊峰富士も見事に澄んで絶景でした。 山と海、月と太陽、昇る御来光、‥大海の、澄んだ鏡のように静かな漣、その真上に、眩しい姿を映して輝きを増す太陽、‥ 自然の息吹きのなかに、神々の、魂の歌声が聴こえる。彼らのゆたかな声量が、逞しい太鼓のように熱い胸の鼓動が、我がハート ビート を熱くする。これはもう 万葉の、神話の世界への タイムスリップです。
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塔ノ岳に登るにも色んなコースがあるようですね。
富士山がどのコースからも間近に見られるのが丹沢の魅力の一つなのでしょうか
下山後の がちょっと高杉晋作だったでしょうかね
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あっ そうか
ああ、機・/span>の利かない私でした
サンキュー