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沖縄県最高峰の於茂登岳(標高525.5m)
2015年9月3日(木) 午前中に御神崎でシュノーケリングを楽しみ、川平湾観光をした後のホテルへの帰り道、どんちゃんの方から「どうせなら今日登っちゃおうか。」と於茂登岳登山の提案が出た。誰かのHPでは、子供の足でも1時間程度で登れると書いてあったらしい。どうせ登るなら、帰り道に近くを通るから登ってしまおうという、どんちゃんの発想であった。もちろん私は登れるならばいつでも
即行動となった。

登山口へ入る87号線からの道路には、わかりやすく標識があり、そこから細い道を進むとこの3台程度停められそうな三差路に着く。私達はここへ車を停めて14時半過ぎに林道から歩き始めたが、10分弱歩いた登山口前も広場になっており、3~4台は停められる。トイレはない。

林道歩きでは、亜熱帯ジャングルを思わせるような雰囲気の植物が色々。

そしてここが於茂登岳登山口。杖(既製のステッキや、枝で使い易い物)が立て掛けられており、手にしっくりなじむ物を持って、いざ出発。

早速沢ガニのお出迎え。足元には小さな沢が流れていた。

ほどよく整備された登山道を登っていく。

木にくっついているトカゲ?が見えますか
上手に保護色になっている。

この子が人懐こくて、指に乗っけたら逃がそうとしてもなかなか離れない。とっても可愛いトカゲくんだった。

ムカデ?ヤツデ? 気持ち悪い生き物も本土より大きくて


カメ虫の派手なタイプ?!

先日の台風
で幾つもの木が登山道に倒れ込んでおり、跨いだり、迂回したり、掻き分けたりと案外消耗する。
街ではコンビニなどの看板が外れたままになっている所や、ガラスの割れた店など沢山目についた。観測史上最高となる、最大瞬間風速71mを記録した爪後は色濃く残っていた。

どんぐりが丸くて多きい

左側が落ちている部分には、山側にロープが張ってあった。特に掴まなくても不安のない道だ。

歩き始めてから50分以上が経ったが山頂に着く気配は全くない。見事な樹の幹に感心しつつも、午前中に思い切り泳いで潜ったどんちゃんには疲れの色が。。

そしてこの先は「いつもなんで山になんて登るんだろうって来ると思うのに、またそれを忘れて登っちゃった。もう登らない!」と、登ったことを悔やむ発言連発。「どこが子供でも1時間で登れるだよ。」などなど、ウンザリモードでひたすら登り山頂まで。

ようやく晴れていれば見晴らし抜群の山頂に到着。曇りで青い海が見られないのは残念だが、とっても暑かったので、これで晴れていたらどんちゃんはここまでも辿りつかなかったかもしれない。そう思うと良かった良かった

本当の山頂は、そこから3分位奥へ進んだ左手にあり。三角点と小さな標識があった。

そこには1人で行く。三脚を持参していなかったのでこんな記念撮影
こちらも晴れていれば360度の大展望のはず。

でもうっすら見えたし、トカゲ、虫、カニ…きっともっと色々な生物が居ると思うし、登山道の整備状況も良く、道に迷う心配もない。色々な種類の鳥の声もした。沢があったり展望も開けたり、そこそこ距離を歩かせてくれて山好きには満足感を与えてくれる山だと感じた。

山頂で少し休んだどんちゃんは少し元気を取り戻し、また周囲に興味を持つ余裕がでてきたようだ。
この太い毛虫・・・いや毛は無いから茶虫?は何になるのだろうか?

下っているうちに雲が切れて陽射しが差し込んできた。

背の高い笹のトンネルを通過。笹は暑いこの土地でも元気なんだ。

‘最後の給水ポイントです’書いてある。行きはそのまま通過したが、下りで味見をしてみた。甘くて柔らかい風味の水だった。

途中に滝を示した分岐があったので立ち寄った。倒木には花のようにキノコが咲いていた^^

こちらがその滝。落差は5mくらいだろうか。赤っぽい岩肌にレースのように流れてきれいだ。何より気温が高いので、濡れてしぶきに濡れて気持ちイイ

どんちゃんもすっかり元気。この辺りは土が赤い。沖縄の家の屋根などに使っている色そのものだった。粘土のようにねっとりとしている。
ここは家とか作業場跡?それとも・・・?

静かに流れる沢に渡してある木の橋。左右の木に段差があるのだが、同じ高さよりもずっとバランスがとりやすかった。

登山口に戻ってきた。そこにあるのが‘いちじく’の仲間の木。木の幹から直接実が生っている。割ってみたら‘いちじく’そのもの。味はまだ青いせいか甘さはなかった。

小笠原でも見た‘マルハチ’の木。懐かしい。

登山口では鳥の声を録音している人がいた。キツツキのような音が目立っていたが、姿こそハッキリは捉えられなかったが、沢山の鳥がいることは確かだった。

車に乗り込み少し車を走らせると、右の空からフワフワと飛んでくる鳥が、、、あっ
コウモリだ
直ぐ横の木枝に停まったのでパチリ
あちらもこちらをジロジロ見ていた。かなり大きい。後から調べたら、‘ヤエヤマオオコウモリ’だった
嬉しい出遭いだったなぁ~。ありがとー

海に山にと石垣島の自然を満喫
充実の1日だった。
於茂登岳登山は台風後で倒木が多かったため、通常よりも時間を要したが、植生や生物を観察しながら写真を撮りながらじっくり登ると、登りで1時間半は普通にかかると思った方が良いだろう。
【コースタイム】林道手前駐車場14:32→於茂登岳登山口14:40→丸い観測塔?16:03/1608→於茂登岳三角点16:11/16:13→丸い観測塔?16:15/16:16(下山開始)→最後の水場16:36→滝16:54/17:00→登山口17:23/17:26→林道手前駐車場17:35



登山口へ入る87号線からの道路には、わかりやすく標識があり、そこから細い道を進むとこの3台程度停められそうな三差路に着く。私達はここへ車を停めて14時半過ぎに林道から歩き始めたが、10分弱歩いた登山口前も広場になっており、3~4台は停められる。トイレはない。

林道歩きでは、亜熱帯ジャングルを思わせるような雰囲気の植物が色々。


そしてここが於茂登岳登山口。杖(既製のステッキや、枝で使い易い物)が立て掛けられており、手にしっくりなじむ物を持って、いざ出発。

早速沢ガニのお出迎え。足元には小さな沢が流れていた。

ほどよく整備された登山道を登っていく。

木にくっついているトカゲ?が見えますか


この子が人懐こくて、指に乗っけたら逃がそうとしてもなかなか離れない。とっても可愛いトカゲくんだった。

ムカデ?ヤツデ? 気持ち悪い生き物も本土より大きくて



カメ虫の派手なタイプ?!

先日の台風

街ではコンビニなどの看板が外れたままになっている所や、ガラスの割れた店など沢山目についた。観測史上最高となる、最大瞬間風速71mを記録した爪後は色濃く残っていた。

どんぐりが丸くて多きい


左側が落ちている部分には、山側にロープが張ってあった。特に掴まなくても不安のない道だ。

歩き始めてから50分以上が経ったが山頂に着く気配は全くない。見事な樹の幹に感心しつつも、午前中に思い切り泳いで潜ったどんちゃんには疲れの色が。。

そしてこの先は「いつもなんで山になんて登るんだろうって来ると思うのに、またそれを忘れて登っちゃった。もう登らない!」と、登ったことを悔やむ発言連発。「どこが子供でも1時間で登れるだよ。」などなど、ウンザリモードでひたすら登り山頂まで。

ようやく晴れていれば見晴らし抜群の山頂に到着。曇りで青い海が見られないのは残念だが、とっても暑かったので、これで晴れていたらどんちゃんはここまでも辿りつかなかったかもしれない。そう思うと良かった良かった


本当の山頂は、そこから3分位奥へ進んだ左手にあり。三角点と小さな標識があった。

そこには1人で行く。三脚を持参していなかったのでこんな記念撮影


でもうっすら見えたし、トカゲ、虫、カニ…きっともっと色々な生物が居ると思うし、登山道の整備状況も良く、道に迷う心配もない。色々な種類の鳥の声もした。沢があったり展望も開けたり、そこそこ距離を歩かせてくれて山好きには満足感を与えてくれる山だと感じた。

山頂で少し休んだどんちゃんは少し元気を取り戻し、また周囲に興味を持つ余裕がでてきたようだ。
この太い毛虫・・・いや毛は無いから茶虫?は何になるのだろうか?

下っているうちに雲が切れて陽射しが差し込んできた。

背の高い笹のトンネルを通過。笹は暑いこの土地でも元気なんだ。

‘最後の給水ポイントです’書いてある。行きはそのまま通過したが、下りで味見をしてみた。甘くて柔らかい風味の水だった。

途中に滝を示した分岐があったので立ち寄った。倒木には花のようにキノコが咲いていた^^

こちらがその滝。落差は5mくらいだろうか。赤っぽい岩肌にレースのように流れてきれいだ。何より気温が高いので、濡れてしぶきに濡れて気持ちイイ


どんちゃんもすっかり元気。この辺りは土が赤い。沖縄の家の屋根などに使っている色そのものだった。粘土のようにねっとりとしている。


ここは家とか作業場跡?それとも・・・?

静かに流れる沢に渡してある木の橋。左右の木に段差があるのだが、同じ高さよりもずっとバランスがとりやすかった。

登山口に戻ってきた。そこにあるのが‘いちじく’の仲間の木。木の幹から直接実が生っている。割ってみたら‘いちじく’そのもの。味はまだ青いせいか甘さはなかった。

小笠原でも見た‘マルハチ’の木。懐かしい。

登山口では鳥の声を録音している人がいた。キツツキのような音が目立っていたが、姿こそハッキリは捉えられなかったが、沢山の鳥がいることは確かだった。

車に乗り込み少し車を走らせると、右の空からフワフワと飛んでくる鳥が、、、あっ






海に山にと石垣島の自然を満喫

於茂登岳登山は台風後で倒木が多かったため、通常よりも時間を要したが、植生や生物を観察しながら写真を撮りながらじっくり登ると、登りで1時間半は普通にかかると思った方が良いだろう。
【コースタイム】林道手前駐車場14:32→於茂登岳登山口14:40→丸い観測塔?16:03/1608→於茂登岳三角点16:11/16:13→丸い観測塔?16:15/16:16(下山開始)→最後の水場16:36→滝16:54/17:00→登山口17:23/17:26→林道手前駐車場17:35
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コメント
海に山にいい思い出が出来たことでしょう。
ありがとう!
ほどほどに歩き甲斐があり、沖縄らしい亜熱帯の自然な様子が体感できるいい山でした。
シュノーケリングの後だったので、水着のままで登ったのがちょうどよく、とても暑かったけれど、汗をかいても気にならず、滝のしぶきも気持ち良く、私はとても楽しめました♪
主人は、、、前情報があまりにも楽そうな山だったので、想像より長くて登りではウンザリしていました。でも、下山では同じ道を帰るので、時間もルートもわかるので余裕もあったから、もっと覚悟していけば登りも楽しめたと思うのですが^^;
土地柄を楽しむのは旅の醍醐味ですよね!
シュノーケリングの後だったので、水着のままで登ったのがちょうどよく、とても暑かったけれど、汗をかいても気にならず、滝のしぶきも気持ち良く、私はとても楽しめました♪
主人は、、、前情報があまりにも楽そうな山だったので、想像より長くて登りではウンザリしていました。でも、下山では同じ道を帰るので、時間もルートもわかるので余裕もあったから、もっと覚悟していけば登りも楽しめたと思うのですが^^;
土地柄を楽しむのは旅の醍醐味ですよね!
自然が豊かですね
登山編、楽しみにしていましたよ!
自然が豊かですね、いい思い出になりましたね。
自然が豊かですね、いい思い出になりましたね。
亜熱帯
亜熱帯の植生、生物は、私達にとっては新鮮なんですよね。
沖縄最高峰といっても、登山客に遭遇しなかったし、整備されすぎてもおらずいいなぁと思えた山であり、石垣島でした。
旅行に行ったら登ってみてね!
沖縄最高峰といっても、登山客に遭遇しなかったし、整備されすぎてもおらずいいなぁと思えた山であり、石垣島でした。
旅行に行ったら登ってみてね!
充実の・・
nori さん
いつもながら、海に山にたいへん充実の
石垣島でしたね。
私は今日からまたドイツに来ています。
いつもながら、海に山にたいへん充実の
石垣島でしたね。
私は今日からまたドイツに来ています。
ドイツ滞在
この時期はドイツなんでしたね。
何度行かれても新しい発見や出会い、感動がありそうですね。
石垣島は疲れるほどに遊びまわりました^^
今度は宮古島に行ってみたいです。
何度行かれても新しい発見や出会い、感動がありそうですね。
石垣島は疲れるほどに遊びまわりました^^
今度は宮古島に行ってみたいです。
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ご主人さんも午前中の海での疲れが出たのでしょうが、海に山に石垣島の自然を、体感出来て、いい思い出ができましたね。